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ドクが逝ってしまった
 
 2014年8月26日、我が家の愛犬、ドクが逝ってしまった。12歳と6ヵ月だった。

 今日8月27日、荼毘に伏したドクがお骨になって帰ってきた。
今、即席の祭壇の上に、戻ってきたお骨が静かに置かれている。
どうしようもない喪失感に襲われ、つい声が出てしまい泣いてしまう。

 「ドク」の前には「マーティー」というやはりゴールデンレトリバーの犬を飼っていた。
マーティーを飼ったときは僕が未熟で、躾けと厳しさの違いがよく判っていなかった。
だからやたら厳しくしてしまい可哀想だった。その教訓をドクには活かした。

 ドクはのんびり屋さんで、食いしん坊で、オチャメで頭が良かった。
散歩は毎日12年間僕がやっていた。夕方の散歩は僕の運動もかねて40分ぐらい歩いた。
だから11歳になるまで元気に歩いていた。

 しかし昨年の秋頃から足を痛めたり元気がなかったりして散歩は20分ぐらいに短縮した。
そして12歳を超えた頃から散歩だと喜んで出てきたのに自分からはなかなか出ようとは
せずに、だいぶ老けたような感じがした。

 そして今年の5月ぐらいから階段がうまく登れない日が出てきて、もう年なのかなあと
思っていたけど、7月の検査で「脾臓に腫瘍がある」と言われてビックリした。
緊急手術をしたら腫瘍は破れてかなり出血していたようだった。
他の臓器に転移はなかったみたいだけど、獣医師の話だと他の臓腑に転移する可能性が
高く、4ヵ月持つかどうかといわれショックだった。

 でもその後、アガリクスや酵素を飲ませてなんとか回復を目指した。
抗がん剤の治療も考えたが、一長一短で体への負担を考えて抗がん剤の治療は止めた。
それから少しづつ貧血も改善して散歩もできるようになり食欲も出てきていつものドクに
戻ってきた感じだった。

しかし、5日ほど前から急に立つことがままならなくなり、伏せることが多くなった。
そして3日前から呼吸が苦しそうになり、次の日の朝病院に連れていったら、心臓の周りに
出血があるということでそれを針で抜いてもらった。帰ってきたら少し呼吸が楽になった
ように見えたが、その後すぐに呼吸が苦しそうになり30分もしないうちに動かなくなった。
最後は一生懸命生きようと懸命にがんばったが痙攣が始まりだんだん静かになって・・・。

 苦しそうで可哀想だったけど、その時間はそんなに長くはなかったのでしようがない。
よく頑張ったと思う。
川上家のペットとして最高の相棒だった。甘えん坊だったし、いい子だったし、かわいかった。
もういないとなると悲しくて涙がこぼれて、声を出して泣いてしまうけどそれもしょうがない。
これから毎日ドクのことを思い出して悲しいけど、それが彼に対しての供養だと思う。

 かわいいドク。
いたいけなドク。
12年半の間、どうもありがとう。
ずっと忘れないで心の中で生きていくことでしょう。




若かりし頃のドク、鼻が黒くてツヤツヤです


散歩のとき、アジサイの花の前で


携帯の待ち受け画面にしたパッチリ目のドク


お父さんにおねだりをしにきて撫でられるドク


階段で横になって体を擦り付けるクセがあった


ワールドカップでお揃いのユニフォームでのツーショット


術後、傷口を舐めないように服を着たドク