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卒業高校の還暦同窓会
 
 4月4日、さいたま新都心にある「ラフレさいたま」において、私の卒業高校(埼玉県立浦和西高校)卒業生全員が還暦を迎えての同窓会が開催され出席しました。準備期間が1年あったせいか160名の出席を得ることができました。これも今回開催に向けて準備に奔走してくれた同窓生のスタッフのお蔭です。心より感謝します。会は午後2時から1次会・2次会・3次会と午後9時まで同ホテル内で進められ、たっぷり親交を深めることができました。

 久し振りの還暦を迎えての同窓会ですからジーパンとTシャツというわけにもいかず、かといって、ネクタイにスーツはどうも、という感じがしたので、デパートで春物のジャケット、シャツ、パンツ、ベルト、靴、バッグ、メガネ、チーフをコーディネイトして購入し、アイパッドに昔の写真や家族の写真を入れ込んで、42年ぶりに会う同窓生にも見せられるように準備して行きました。

 ここのところ名前を思い出せないことが多い中、その日は思ったよりも名前は憶えていて(実は予習をしていきました(笑))、特に3年のときの同級生は顔と名前がすぐに一致しました。「ウワーッ、誰々やろ?」と思わず声を上げてしまいます。首から下げた名札に在校当時の顔写真と名前が載っていたので、それも助けになって、クラス全員の顔と名前が一致したところでまず一安心。主催スタッフの挨拶、物故者への黙祷、乾杯、校歌斉唱、写真撮影があり、少し興奮気味でなんかフワフワした気分になりました。

 その後はやはり知った顔を探して歩き回りどんどん話しかけました。やはり卒業以来会っていなかった同窓生に興味が湧きます。「○○君?」という問いかけから始まり、在校当時の思い出話に花が咲きます。「川上の家にバイクの後ろに乗せてもらって遊びに行き、ジンライムを飲ませてもらったよ」と言われても、本人はぜんぜん記憶にありません。当然、「エーーッ?!」ですが、在校当時知らないうちに色々やっていたんだなあ〜と感激に浸りました。(笑)

 また在校当時親交があった同窓生(特に女子)が卒業以来だった場合はすごい嬉しくなります。「あのとき、あーだったよね!」と話しかけ、「そうそう!そうだった!」と返されると、めちゃくちゃ嬉しくなります。当時、私は制服を着ていかなかったのですが、制服を着てきていても精神的に自由を謳歌する仲間みたいなのが何人かいて、彼女たちと当時のことを話すと気持ちがよく分かりあえて嬉しくなりました。そして面白いことに現在の考え方・生き方にも通じていることがお互いに確認できて感慨深かったです。

 今回、ほとんどの同窓生に言われたのが、「川上君は変わってないね」と、「川上君って風変りだったよね」という言葉です。自分では年を重ねてだいぶ丸くなったから「変わった」と言ってほしかった部分もあるのですが、しゃべり方や態度の表し方はたぶんずっと変わらないのでしょう。また自分では変わり者と思っていなかったのですが、言われてみれば相当変わっていたのかもしれません。(笑)

 みんな60年の人生を過ごしてきて、亡くなった親友の話、仕事の話、結婚の話、子供の話、孫の話、親の介護の話、定年後の現在の話、これからの人生の話と話は尽きません。その中で感じたことは、「同窓生」という言わば大きな輪の中にお互いがあり、でもそれぞれ違う人生を過ごしてきて、これからも同じように残りの人生を生きていく、大きな意味で同志のような気がしたのです。当日会って話したことはずっと忘れないでしょう。

 この先何年後に再会できるか分かりませんが、ぜひ健康に留意してまた皆で元気に会いたいと思いました。だから漢方の会で作った「60歳からの人生に大きく役立つ知っておきたい知恵と知識」という「認知症予防」についての小冊子と、私の今までの知識と経験を基に作った「養生訓」を印刷したものを用意して皆さんに配りました。少しでもお役にたってくれれば嬉しいです。あと女房には秘密ですが、在校当時好きだった子に会えたのもすごく嬉しかったです。(笑)もう還暦を過ぎたから時効でしょう!(笑)