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藤山直美「笑う門には福来たる」
 
  2019年7月14日、新橋演舞場にて、藤山直美さん主演のお芝居「笑う門には福来たる」を観てきました。

 直美さんのお芝居は、昨年10月の女漫才師を描いた「おもろい女」以来です。今回はお笑いで有名な吉本興行の生みの親である女興行師「吉本せい」の半生を描いた舞台です。久しぶりの新橋演舞場の舞台で、席も前列7列目の中央やや左寄りの素晴らしい席が取れたので楽しみにしていきました。

 見終わった感想は微妙でした。

 最初のシーンは、幕に、過去から現在までの有名な吉本の芸人達(笑福亭仁鶴や明石家さんまや阪神巨人など)の写真を映し出して、吉本の素晴らしい実績を紹介するものでした。

 そして物語は明治末期、大阪で三代続く荒物問屋に嫁いだ米穀商の娘「せい」(藤山直美)が、2人の子供を育てながら、芸人や寄席の興行師を始めた夫を助けて、大正・昭和の時代にかけて吉本興行を大きくしていく女の戦いの物語です。

 舞台では、芸人達や子供とのふれ合いや葛藤、興行師としての苦労などを描いているのですが、それはそれなりに表現しているにもかかわらず、感動する感じは今一でした。題名の割には笑いの場面も少なく、脚本に沿って場面転換して説明している印象を強く感じました。

 唯一、感動した場面は最後のシーンでした。
吉本せい(藤山直美)が死んだあと、天国で桂春団治の人力車に乗って歌を歌いながら去っていくシーンがあるのですが、その歌の上手さと存在感には涙が出てきました。

 直美さんも1回病気をして無理はできないのかもしれません。昔の舞台のイメージが残っているので物足りないのでしょう。
もっと直美さんにスポットを当てた舞台を作ってほしいです。
来年、藤山寛美さんの没後30年の喜劇特別公演があるらしいので、それに期待しましょう。
 


館外にあったポスターと私


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