風邪の季節まっさかりですね!




11月末〜2月までは風邪をひきやすい季節です。
みなさんは風邪をひいたときにどのように対応していますか?

風邪の症状は引く人の体質によっても様々ですし、症状の変化も
早かったりします。
ですので、その人の体質とその時の症状・経過に対してキチンと対応することが大切です。

漢方の風邪薬は、その人の年齢・体質、経過、症状、変化に応じて
きめ細やかに対応できるものです。
また風邪の症状を抑えるのではなく、治す手助けをしてくれます。
だから気持ちよく治るし、体調を整えてくれます。

そして一番安心できるところは、漢方の風邪薬は、スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)
などの重篤な副作用の心配がないということです。
ただし、体質や状態に合っていない漢方風邪薬を使用すると副作用が出る恐れがあります
ので、充分注意して、漢方の専門家に相談することをお薦め致します。

以下に、よく使用される漢方薬の使い方を一覧にしましたので参考にしてください。

漢方風邪薬の使い分け


●寒気が強い

1、風寒襲表・表虚証・・・【症状】寒冷の気候で寒気、頭痛、軽度の発熱、汗が出た、体力があまりない
                 【治法】辛温解肌   【処方】桂枝湯、白葱湯、+しょうが湯
2、風寒襲表・表実証・・・【症状】寒気、悪寒、頭痛、鼻水、首筋・肩のこり、節々の痛み、
                 熱は出ても微熱、汗が出ない、脈浮緊
                 【治法】辛温解表   【処方】麻黄湯、葛根湯、桂麻各半湯、+しょうが湯
3、風寒襲表・兼陽虚・・・【症状】四肢の冷え、寒がる、元気がない、のどが痛い、横になっていたい、寒がりの老人
                 【治法】助陽益気・辛温解表  【処方】麻黄附子細辛湯
4、風寒湿襲表・・・・・・・【症状】頭が重い、しめつけられるような頭痛、体が重だるい、胸苦しい、むくみ
                【治法】辛温発汗・去湿  【処方】荊防敗毒散、九味キョウ活湯


●熱感が強い

1、風熱犯衛・・・・・・【症状】のどが腫れて赤い、発熱、咳
             【治法】辛涼透表  【処方】銀尭散、清上防風湯
2、肺熱よう盛・・・・・・【症状】咳、黄色い粘っぽい痰、高熱、息苦しい、口が渇く
             【治法】清肺平ゼイ・止咳  【処方】麻杏甘石湯、五虎湯
3、気分熱盛・・・・・・・【症状】高熱、発汗、口渇く、顔面紅潮
             【治法】清気泄熱・益気生津   【処方】白虎加人参湯


●体内に不必要なものの停滞を抱えている人が風邪をひいた

1、風寒裏熱・・・・・【症状】頭痛、発熱、悪寒、煩騒(イライラ)、口渇、便秘
            【治法】去風清熱寫下   【処方】防風通聖散
2、表寒裏飲・・・・・【症状】うすい鼻水、うすい痰、くしゃみ、鼻閉、寒気、咳、ゼーゼー、ヒューヒュー
            【治法】辛温解表・利水   【処方】小青竜湯
3、表寒裏湿・・・・・【症状】吐き気、下痢、腹痛、頭痛、発熱、悪寒、食欲不振
            【治法】芳香化湿・理気和胃・解表   【処方】霍香正気散
4、表寒気欝・・・・・【症状】神経質、腹張、胃腸の調子が悪い、妊婦の風邪
            【処方】理気解欝・解表   【処方】香蘇散


●体力低下・病中病後の人が風邪をひいた

1、気虚感冒・・・・・老人、小児、普段から胃腸の弱い人、疲れやすいが風邪をひいた
            初期から体がしんどい、食欲不振、食事がまずい、頭痛、鼻水、咳、発熱
            【処方】参蘇飲、桂枝湯
2、陽虚感冒・・・・・上記の通り
3、血虚感冒・・・・・産後、術後、月経中、貧血の人が風邪をひいた
            【処方】五積散、葛根湯合四物湯、柴胡桂枝湯合四物湯
4、陰虚感冒・・・・・糖尿病の人、暑がり・乾燥ぎみの方がかぜをひいた
            【処方】駆風解毒湯、麦門冬湯、知柏地黄丸


※風邪がこじれた時や、咳だけ続くとか、治りが悪いときにも漢方薬は有効です。

※自分の症状が、どのタイプだか分からない場合は相談コーナーをご利用ください。
お答え致します。

相談コーナーhttp://www.yakuten.co.jp/gaide/consul.html








秋の風邪



秋の風邪は冬の風邪と少し違います。

かぜの症状はそんなに強くはないが、「なんとなく風邪をひいた」ということが多いですよね。
これは気温の差で軽い風邪をひくということです。
これから空気が乾燥するにつれ、「寒気のある風邪」(風寒感冒)や「のどの痛い風邪」(風熱感冒)
が増えてきますが、秋は軽い風邪と風寒や風熱が少し混ざった状態で出ることが多いのです。
こういうときは新薬の風邪薬より漢方の風邪薬がよく効きますし、治りを早めます。

タイプ別に治療法を紹介します。

1、ちょっと風邪をひいた。肌寒い、頭痛、鼻水→【風邪犯衛】・・・桂枝湯
2、ちょっと咽喉が痛く、寒気がする、熱はあまりない→【陽虚感冒】・・・麻黄附子細辛湯
3、なんとなく風邪っぽく、胃の調子が悪い→【気欝感冒】・・・
香蘇散
4、風に当ってから、または肌寒いと感じたあと頭が痛い→【風寒頭風】・・・
川弓茶調散
5、ふだんから体力がない人が風邪をひいた、食欲がない、疲労感がある人→【気虚感冒】・・・
参蘇飲
6、風邪を引いた後咳が長引く→【肺虚感冒】・・・
小建中湯
7、風邪がこじれて微熱や寒気が少しあり、吐き気、食欲不振がある→【少陽感冒】・・・
小柴胡湯

この他にもいろいろ症状の出方がありますので、あなたの症状に合った風邪薬が知りたい場合は
相談コーナーをご利用ください。







 「夏かぜ」対策 




夏風邪は漢方におまかせを!

熱っぽい、だるい、悪寒、腹痛、下痢、吐き気、咽が痛い
などの症状が出たら
「夏かぜ」の可能性があります。

体の中は「水冷のもの」に侵され、体の外は「冷気」(冷房)に侵されてひきます。
こういうときは、「霍香正気散」がよく効きます。
1回1〜2包を1日5〜6回(3時間おき)ぐらい服用します。
2〜3日で快復します。

おかゆ、みそ汁など消化のよい温かい食べものを摂り、
冷たいものを控えることが大切です。
食欲がおちているときは無理して食べる必要はありません。
クーラーは弱くして、冷やしすぎないように注意してください。
下痢をしているときは、湯冷ましやポカリスエットなどで水分補給しましょう。




 「夏バテ」「体調不良」の方ご相談ください




 8月から9月にかけて、夏の疲れが出て来る季節です。
今年は35度を超える猛暑日が続いているので、汗が出て体力が消
耗し、冷たい飲み物の摂取で
胃腸も疲れ気味です。

 こういう猛暑日が多いときは、体がそれについていけず体調を崩すことが多いようです。


 ●疲れがとれずに体が重くだるい
 ●食欲があまりなく美味しく感じない
 ●夜眠りが浅く、次の日の昼間、ボーッとしてしまう
 ●鼻水が出る、咳、のどの痛みなど、なんとなく風邪っぽい


こういうときは「夏バテ」回復の漢方薬がお薦めです。


 ●胃腸を温めて元気にする!
 ●体の水分代謝を助けて余分な水分を除くことで体を軽くする
 ●自律神経系のバランスを整えて良質な睡眠を確保する
 ●体を温めて発散を助けることで肺の機能を改善する

どうぞお気軽にご相談ください。



「夏バテ」対策 その2



   

お腹が水浸しになると、食欲が落ちてだるくなります。

こう毎日暑いと、つい冷たい飲み物や食べものを摂りがちですね。
お腹の調子がよい時はいいのですが、冷たい飲み物を取り過ぎていると
お腹が水浸しになって調子をだんだん崩しやすくなってきます。

そうすると、食欲が落ちて体が重だるくなり疲れやすくなってきます。
これも
「夏バテ」の一種です。こういうときは、冷たい飲み物を少し我慢して
「辛い」ものを食べましょう

どうしても胃腸の調子が戻らない時は、
漢方薬がお役に立ちます。
「胃苓湯」とか「霍香正気散」などです。
「人参」を飲んでもなかなか調子が戻らない時は「舌」を見てみてください。
「苔」が白くベッタリ付いているときは「湿滞」で上記の症状です。
自分がどのタイプの「夏バテ」だか分らない方は、お気軽にご相談ください。






 梅雨に多い体調不良とその対策




梅雨時は、「湿邪」の影響を受けやすくなります。

日本は毎年6月には梅雨入りします。
梅雨時は湿気が高いので、その影響を体が受けて体調をくずしやすくなります。

胃腸の調子を崩したり、からだがだるく重く感じたり、関節が腫れて痛くなったり、
風邪をひいたわけでもないのに頭が重かったりします。

これらは、普段から水分摂取が多い方や、胃腸の働きが弱い方がなりやすいです。
梅雨時は、湿気が多く、身体の中の水分を発散することがうまくできないので、体液の流通が滞りがちです。
蒸暑いとつい水分を摂り過ぎてしまいます。これが「水毒」となって身体に様々な影響を与えるのです。

1、胃腸の調子が悪い

・・・吐き気、下痢、軟便、食欲不振など
身体が重く、舌の苔がベトッと付いていることが多い

治療法・・・芳香化湿・利水和胃
漢方薬・・・霍香正気散

2、身体がだるく、疲れる・・・湿気があるせいかなんとなくだるい、身体が重い、すぐ疲れる
治療法・・・理気少陽・利水
漢方薬・・・柴平湯


3、ひざや足腰が重く痛い
・・・腫れたりやや浮腫んだ感じ、動かしにくい、冷えると痛み温めると楽にな

治療法・・・去風湿・散寒活血

漢方薬・・・ヨクイニン湯

4、背中が痛い・頭が重い・・・夜のクーラーの影響が大きい。
治療法・・・去風湿・活血止痛
漢方薬・・・麻杏ヨク甘湯、川弓茶調散

梅雨時は、水分摂取を控えて、天然塩と香辛料を摂って、余分な水分がからだに溜まらないように
注意しましょう!


※自分がどのタイプだか分からないときは、相談コーナーをご利用ください。






 春に多い自律神経失調症




春は寒暖の差が激しく気候も不安定で風がよく吹きます。
木の芽どきで植物がどんどん成長を始めます。これが自然界での春です。
人間も自然界に影響を受けます。漢方では、春は「肝」と「風」と「木」に相当すると考えます。
つまり春は「風」が吹いて「木々」を揺らすので「肝」(自律神経系)を乱すことが
多いと漢方では昔から考えています。

「肝」(自律神経系)の乱れは、精神的なものと肉体的なものがあります。
精神と肉体はお互いに影響し合っているので、人によって出方が色々に出ます。
精神・神経的なものとしては、「やる気が起きない」「ゆううつになる」「なんとなく不安だ」「よく眠れない」
などで、肉体的なものとしては、「疲れる」「動悸がする」「やたら汗をかく」「食欲がない」「胃痛」などです。

これらの症状で病院に行って検査で異常がないと、「自律神経失調症」と診断されることがままあります。
しかしこの「自律神経失調症」という病名はもともとある病名ではなく、不定愁訴が多いときに便宜的に
つけた病名と言われています。したがって病院では、だいたいが、「慢性胃炎」とか「心身症」とか
「不安神経症」とか「うつ症」と言われます。

漢方では「自律神経系」の働きは「肝」に関係し、「肝」は「条達」(のびやかでゆったり)を好み、
「抑うつ」を忌むと言われています。つまり神経が円滑にのびやかに働くことが「肝」にとって重要
であると説いています。
人の体の中は本来、「気」と「血」と「体液」が滞りなく全身を巡っていますが、春になると気候の変動や
風が吹いたり、温かくなったことによる発散など、冬になかったことが急に起こり始めます。
そうするとその変化に体がついていけなくなる・・・これが「自律神経失調症」だと思われます。

したがって漢方での「自律神経失調症」の治療法は、「疏肝」という方法を用います。
「疏肝」とは「気」の流れを円滑にして、体の機能がバランスよくできるようにしてあげることです。
そうすると体の機能を調整している自律神経系は本来の働きを取り戻し、不定愁訴も消えていきます。
安定剤などで一時的に抑えるのではなく、原因をもとから治療する方法です。
上記の症状で悩んでいたり、病院の治療で満足いかない方は、どうぞお気軽にご相談ください。


「相談コーナー」http://www.yakuten.co.jp/gaide/consul.html






花粉症対策




毎年春先になるとお困りの方も多いと思いますが、総合的な対策で、症状の緩和と予防ができます。

1、予防対策
「アレルギー」は漢方では、「肺」の疾患と捉え、肺自体や肺の付属器官である「皮膚」を鍛えることと、
肺の親である「脾」の働きを高めることが予防のポイントになります。肺を鍛えるには、「呼吸法」が重要です。
「気功」や「ヨガ」「丹田呼吸法」などでゆったりとした呼吸をする訓練をすると良いです。
皮膚を鍛えるには、「乾布摩擦」や「水泳」なども良いです。
「脾」の働きを高めるには、「余分な水分の摂り過ぎ」に注意して、「冷たいものを飲食しない」ことが大切です。
また、「肺」と「脾」の両方にいいのが、薬味(香辛料)の積極的な摂取です。
皮膚の発散や食べものの消化を助けます。
それにより免疫力が高まり、アレルギーである「花粉症」の予防になるわけです。
漢方薬も有効です。胃腸と肺の機能を強化して水分代謝を良くして防衛力を高めることができます。
花粉症の症状が出る前から飲んでおくと症状が軽く済んだり出なくなったりします。


2、外出時と帰宅時の対策
やはり、「マスク」と「帰宅時の目と鼻の洗浄」が有効です。
目の洗浄は、流水でもいいですし、専用のカップ式の洗眼器もあります。
鼻の洗浄は、鼻から水を吸って口から吐き出します。2〜3回やるだけでもかなり楽になります。
目のかゆみが強い時は、冷たいタオルを目に当てて冷やしてあげるとかゆみが楽になります。

3、症状が出てしまった時の対処
昼間は眠くなっては困るので、漢方薬がいいです。夜は坑ヒスタミン剤などの新薬でもいいでしょう。
漢方薬は、症状の出方によってお薬がすこしづつ違います。
A,くしゃみ、薄い水様の大量の鼻水、寒気・・・麻黄附子細辛湯
B,くしやみ、薄い水様の鼻水、目の痒み・・・・
麻黄附子細辛湯+桂枝加龍骨牡蠣湯
                           
 または、
小青竜湯+因陳高湯二分の一
C,くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目の痒み、口渇・・・麻黄附子細辛湯+桂枝加龍骨牡蠣湯
                             
または、
小青竜湯+五虎湯
D,鼻詰まり、黄色の鼻汁、鼻の乾燥、鼻が張る・・・
辛夷清肺湯
 
※自分に合った治療法を知りたい場合は「相談コーナー」をご利用ください。
相談コーナー→http://www.yakuten.co.jp/gaide/consul.html







インフルエンザ対策


   

インフルエンザが流行しています。。
症状は、急激な発熱(38〜40℃)、だるさ、咳などで、吐き気下痢があるときもあります。
時には、微熱、喉の痛みなどの軽い症状で始まる場合もあります。
インフルエンザは感染力が強く、ウイルスの感染部が「喉」ではなく「肺」であるので
症状の進行が早いのが特徴です。
また感染後すぐは検査で陰性になることもあるので早めの対応が大切です。

予防法としては、「人混みの中にいかないこと」「マスク」「うがい」「手洗い」
それと「アルコールスプレーによる殺菌」も有効です。

「マスク」は使い捨てタイプですと1日2回外出ごとに替えるのが原則ですが、
人混みや感染の恐れのある人と会うときは、まずすることが重要です。
「うがい」はうがい薬を使う場合は適量を使い、1回、口中をすすいでから10秒ほど3回以上
します。
「手洗い」は石鹸などで1回20秒以上、手の指の間、爪先、手首までよく洗うことと、
タオルは家族ぞれぞれ別のものを使った方が間違いないでしょう。
「アルコールによる殺菌」は帰省時の手はもちろんですが、ドアノブやトイレの流しノブなど、
さわる可能性がある場所はやっておきましょう。

かかってしまったら、羅患して48時間以内でしたら「坑ウイルス剤」(タミフル・リレンザ)
効果があるとされています。
しかし最近は「タミフル耐性ウイルス」も出現してきたので、経過観察をして効果の具合に
よっては違う種類の薬剤も
視野に入れての治療になります。
早めに発熱外来、またはかかりつけの病院に電話してお薬をもらい、自宅で静養すること
が基本になります。
お薬は処方された日数分をキチンと飲み終えることが大切です。(ウイルスを完全にやっ
つけることが大切)

漢方薬では「板藍根」が効果があるとされています。
抗菌作用、坑炎症作用、免疫力増強作用があり、中国では予防で「うがい」や「お茶」と
して使用しています。
のどの痛み、高熱などの症状、つまり「インフルエンザ」の症状に使用できます
また「サーズ」の時も使用されました。
抗ウイルス剤とも併用できますし副作用の心配はありません。
重症化していなければ「板藍根」「銀堯散」を飲んで静養するとよいでしょう。

あとは消化のよいもの(おかゆ・うどん・シチューなど)を食べて休息することが大切です。
高熱のときは水分補給も大切です。
それと熱が下がっても2日は家でゆっくりしていることです。
熱が下がってもウイルスはまだ体内に残っていている可能性があるからです。

いずれにしても、過剰に心配する必要はありませんが、
人工透析や糖尿病などの基礎疾患がある方や、小児・若年者は重症化する可能性も
あるので注意が必要です。
おかしいと思ったらすぐに発熱外来やかかりつけの病院に連絡して早い対応が望まれ
ます。








 ぜんそく




「ぜんそく」は西洋医学では若い人に多い「アレルギー型」と40歳以上の「混合型」があるとしています。
原因は感冒、ダニ、飲食、花粉などで気管支が敏感に反応してしまうアレルギー反応だと言われています。
症状は気管支の痙攣と浮腫による呼吸困難です。
現在病院での治療法は吸入型の少量のステロイド剤や気管支拡張剤で発作を抑えるものです。
しかしこれは根本的な治療ではなく、一時的に抑える治療です。

中医学では原因は体質や生活習慣にあると考え、それを改善していけば発作が起こりにくくなるとしています。
病因としては「宿痰」(肺に内在している痰や余分な水分)が、風邪や気候の変化、飲食、精神的ストレス、疲れ
などによって揺り動かされることで、痰が気管支を塞いで、肺本来の気と体液を霧状にして全身に配布する機能
が乱されると考えます。

痰や余分な水分を作ってしまう原因は、胃腸機能もしくは腎臓の機能低下、または飲食の不摂生です。

漢方薬の治療は、発作の起きているときと、比較的納まっている時期と治療が違います。
発作が起きている、または起きやすくなっている場合は、主に肺にある痰や余分な水分を発散という方法で
除く治療法を使います。
1、痰が薄く水っぽいとき・・・小青竜湯を中心に
2、痰が黄色く粘っぽいとき・・・麻杏甘石湯を中心に
3、痰が白っぽい・・・柴朴湯を中心に


発作が納まっていて落ち着いているときは、水飲や痰を除くとともに臓腑の機能改善をめざして治療を行います。
1、痰の色が白っぽい・・・六君子湯、二陳湯、参苓白朮散など
2、痰が水っぽい・・・・・・・真武湯、苓桂朮甘湯など
3、痰が黄色っぽい・・・・・知柏地黄丸、麦味地黄丸など
4、吸気が苦しく腎虚・・・・木防已湯、蘇子降気湯など


そして予防としては、やはり普段の飲食を気をつけることです。
1、冷たいものや水分の摂り過ぎに注意する
2、運動(ウォーキング・水泳)や乾布摩擦で肺や皮膚を鍛える
3、早寝早起きで規則正しい生活と日光浴

などが大切です。

「ぜんそく」で長年困っている方、いつでもご相談ください。
あなたにあった治療法をご紹介させていただきます。






アトピー性皮膚炎でお困りの方、ご相談ください

漢方のチカラで、体の中から皮膚再生

能力を高めて治癒をめざします!


 アトピー性皮膚炎に対して現在病院での治療は、抗ヒスタミン剤やビタミンB2剤、ステロイド

 軟膏や消炎作用のある軟膏などの対象療法が中心です。

 ある程度症状は収まりいったんは落ち着きますが、治ったわけではなくずっと小康状態を繰り返します。

 季節の変わり目や精神的ストレス、女性でしたら月経時に悪化するなど、

 なかなか根本から治癒できないのが現状です。



そもそも、アトピー性皮膚炎はどうして起こるのでしょうか?

中医学では先天的な腎(生命活動の大元)の弱りがあるために、皮膚にエネルギーを届ける

ことがうまくできない体質的な問題があると考えます。次に後天的な弱りとして、胃腸機能

の低下が挙げられます。昭和40年代から冷蔵庫が普及し、それとともにアトピーは増加し始

めました。つまり胃腸を冷やす飲食が皮膚の機能を弱めていると考えられます。

 
  漢方では、腎や胃腸の弱りを序々に改善して皮膚の再生能力を高めることで、アトピーを

治していきます。私たちの皮膚は毎日再生されていますが、アトピー体質だと皮膚の機能と

栄養の協調関係が崩れてしまっているために新しい皮膚が再生しにくくなっています。その

皮膚の機能と栄養の協調関係のバランスを整えてあげるのが漢方薬の働きです。それがで

きるようになれば、あとは自然と自分のちからで正常な皮膚を作っていきます。

 
  当店でも漢方薬でのアトピー治療に力を入れてきました。現在まで漢方治療をしたほとん

どの方が快方に向かっています。お子様から大人まで、軽い症状の方から重度の方まで、

 治療方法は適切に準備されています。

  どうぞお気軽にご相談ください。







ギランバレー症候群を中医学的に考える



俳優の安岡力也さんがギランバレー症候群になり闘病してきたことが報道されている。
彼は闘病生活を「徹子の部屋」や取材にも応じてこのように話していた。

 
「最初は腰や背中、あちこちの関節が痛くなり、熱もあったのでカゼだと思っていたんだよ。
それで近場の病院で点滴をしてカゼ薬をもらったんだが、全然良くならない。で、東京の大き
な病院で検査をしても原因が分からず、その3日後に突然、全身の力が抜けてガクンと床に
崩れ落ち、立ち上がることができなくなった。再検査をしたら、ギランバレーの疑いがあるって…。
それから俺の長い地獄が始まった。何で俺が10万人の1人? 何で俺を選んだ?
それはねぇだろ!って」


そこでこの「ギランバレー症候群」を中医学的に考えてみた。
最初、関節が痛くなり、熱もあった、ということは中医学で言うと「風湿」の邪が侵入した「痺症」
と考えられる。
安岡さんはもともとやや肥満気味だったことから、体の中にも「痰湿」を抱えていたと見られる。
だから侵入した「風湿の邪」が抜けにくかった可能性がある。
そして「風湿の邪」の停滞により、気血の通り道が塞がれ、全身に気血が運ばれなくなり、筋肉
に力が入らなくなったり、最後は呼吸をするための肺の筋肉の働きをも阻害してしまったのでは
ないかと推測できる。

だから、治療法としては、体に停滞している「風湿の邪」を除くのが第一歩。
次に回復を高めるために、体に溜まっている「痰湿」を除き痩せることが重要だ。
最終的には気血を補い、全身に気血が廻るようにしてあげることが必要と思われます。

現代医学では難病とされていますが、中医学的に考えると病因はしっかりあるのだと考えられます。
したがって、その時々の病状に応じて治療すれば回復できる可能性はあるのではないでしょうか。

■ギランバレー症候群とは、自己免疫疾患の一種といわれ、筋肉を動かす運動神経が侵され
末梢神経に障害が生じ、急激に手足などの筋肉に麻痺が起こる病気。昨年亡くなった女優の
大原麗子さんもこの病気に悩まされていた。




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 首・肩・腰・膝の痛み

   

体の痛みは中医学では「痺症」と言います。
(気圧の変化)・(環境の冷え)・湿(湿気)の外邪が経絡(気血の通り道)に侵入して
気血の廻りを邪魔して通じないようにしてしまうために痛みが起こると考えています。
日本は湿気が高いので外邪の風・寒・湿の中でも湿邪の影響が一番高いです。

ただし、体の元気が充実していれば、外邪が侵入することもないのですが、
胃腸が弱かったり、陽気が不足していたりすると外邪の侵入を受けやすくなります。
湿邪は風邪とともに、体の表面から侵入します。そして、皮毛→肌肉→血脈→関節→
骨へと入って行きます。

風湿の侵入がまだ、皮毛や肌肉にあるときは、症状としては、悪寒、無汗、発熱、体が
だるい、痛いなどの風邪に似た症状を呈します。このときは、辛い生薬で風湿を発散
させて治します。「?活勝湿湯」などを使用します。エキス顆粒剤では「川?茶調散」
どを使用します。

次に風湿が経絡(気血の運行する道で臓腑・組織・感覚器をつなぐ血管・リンパ管・神
経系を含む)を塞いでしまうと、四肢が重だるく痛みます。また夜痛みが強くなることが
多いです。こういう場合は、「防已黄耆湯」「?苡仁湯」など使用します。

風湿が筋骨まで侵入した場合は、関節が腫れて痛くなります。ここまで侵入するには
体の抵抗力が落ちていたり老化している可能性が高いです。したがって、気血も不足
しているし、肝腎(筋骨)も弱くなっているところに、風湿の邪が侵入して慢性化します。
したがって治療法も、気血を補い、肝腎を補い、風湿を除き、温めながら血行を良くする
漢方薬を使用します。「独活寄生丸」がその代表です。

「首の痛み」は外感の風湿の邪が、体表部の絡脈を阻滞して発症します。
体表部の風湿を発散させる治療が良いです。
「肩の痛み」は体の元気や栄養が不足しているところに「冷え」と「湿邪」が侵入して、
長期化すると「湿」が「痰」になり、この「痰」が肌肉を分裂させるので痛みが強くなります。
「五十肩」がこれに当たり、肌肉の痰を除く「二朮湯」などが使用されます。
「腰の痛み」は腎の衰えが基本にあり、そこに寒邪や湿邪が侵入して起こります。
肝腎を丈夫にしながら寒邪や湿邪を除き気血の廻りを回復させます。
「膝の痛み」は老化+脾腎の虚+風湿の侵入で起こります。腰の痛みの治療に準じます。

自分がどのタイプで、どういう原因なのか知りたい方は、お気軽にご相談ください。
痛む場所、痛み方、体質に応じて改善できる良い漢方薬があります。





 震災の後の不眠・不安



今回の東日本大震災のあと、避難所で眠れないという方が非常に多いそうです。
もちろん、余震の心配、寒さ、プライバシーがない、などのマイナス要素がありますので
眠れないのは当然といえば当然です。ただ実は避難所でなくともこちらの関東圏でも
眠れなくなった人は増えているそうです。

あんな大きな地震や津波、原発事故があったわけですから不安になるのは当たり前です。
しかしそんな中でも寝られる人と寝られない人がいるのはなぜでしょうか?
実は寝られない人は体質的に気虚(エネルギー不足)の人が多いみたいです。

震災というストレスがかかるとまず「心」(精神活動・意識・思考をする脳)に負担がかかります。
その影響が今度は「肝」の疏泄機能(気の運行、消化、情志がスムーズに廻る)に影響します。
つまり気血が全身を円滑に廻らなくなってしまうのです。
ここで気がしっかりしている人は影響が少ないのですが、気の不足がある人は影響を受けやすく、
「肝」→「胆」に影響し、「心胆気虚」という状態になってしまうのです。

「胆虚」になると、驚きやすい、ビクビクする、思考・判断ができないという状態になります。
そして陰(物質・栄養)と陽(機能・エネルギー)のバランスが悪くなってしまうのです。
そうすると陰と陽が協調して働いていた本来の関係が崩れて、陽だけが上に浮いてきてしまいます。
これを「虚陽上浮」といい、頭と神経は浮いてきた陽に乱されて休むことができません。
普段から疲れやすい人、年配の方がこれらの状態になりやすいのです。

こういうときは、陰と陽の調和を整え、上に挙がった陽を下げてあげる漢方薬が有効です。
「桂枝加龍骨牡蠣湯」です。
神経が高ぶって、不安感があり、よく眠れないときに効果があります。
震災後どうも眠りがうまくいかないという方はぜひ一度お試しください。
睡眠薬みたいにはいきませんが、神経が安定して眠りの質が良くなると思います。

   


初夏に多い疾患「ニキビ」

うっすら汗をかく初夏になると「ニキビ」が出やすくなります!


ニキビといっても「思春期」に出やすい化膿タイプ、便秘を伴なうタイプ、ストレスや月経困難からできるタイプ、
胃腸が弱く元気のないタイプなど様々です。
そのニキビの強弱や原因・体質・生活習慣などに応じてタイプ別にキチンと対応して治療することが大切です。

タイプを大きく2つに分けると、「実証」タイプと「虚証」タイプに分かれます。
「実証」タイプは、色も赤く、腫れ(隆起)もあり、化膿しやすく、出血することが多いです。
「虚証」タイプは、あまり赤くなく、腫れも小さく、化膿・出血はありません。いわば元気のないニキビです。



「実証」タイプは、4つの原因に分かれます。したがって治療法もそれぞれに対応した治療が必要です。

1、外感を受けた(風熱・風湿)・・・春先・初夏など気温が上がるとともに、大きめの赤い化膿したニキビが出ます。
思春期はこのタイプが多いです。治療法は、「去風清熱・解毒排膿」です。

2、肺胃積熱・・・辛いもの・油っこいもの・甘いもの・お酒などを常食して、「胃腸」に熱が滞ったタイプです。
便秘・口内炎・口臭などがあります。治療法は、「解表・清熱解毒・寫下・利水」です。

、肝欝化火・・・ストレスや月経不順・月経痛などを伴い、月経が近づくと悪化したり、乳房が張ったり、
イライラしたりします。治療法は、「疏肝解欝・寫火活血」です。

、紫で後に残る・・・於血(非生理的な血液が渋滞し血行が悪くなっている状態)が滞っているため、
お肌に新鮮な栄養が行き届かないために色素沈着を起しているタイプです。治療法は、「活血化於」です。



「虚証」タイプは、5つに分かれます。

1、血虚気浮・・・貧血タイプで眠りが浅く、もしくは不正出血があり、ニキビも元気がありません。
治療法は、「気血双補・養心安神・清熱寫火」です。

2、肝脾同病・・・このタイプの方が多いです。ニキビはポツポツと小さく、色もピンクか少し赤いぐらいで
、おでこ、ほお、口の周りなど数は結構多く見られます。胃腸がやや弱く、貧血気味で、血液を流す力が
不足するために老廃物や熱が停滞して起こります。治療法は、「補血活血・健脾利水」です。

3、腎陰不足・・・潤いが不足して肌がかさつきやすく、手・足がほてったり、のぼせたりするタイプです。
治療法は、「滋陰補腎」です。

4、脾気陰両虚・・・胃腸が弱く軟便ぎみで、疲れやすく、食欲が今ひとつで、口や口唇が渇いたり、
手・足がほてったりするタイプです。治療法は、「益気健脾・利水止寫・理気化湿・滋補脾陰」です。

5、内傷寒湿+外感風寒・・・もともと体に余分な水分と冷えを抱えている人が、寒い環境や寒い風邪を
ひいた時におこるタイプです。冷え・関節痛や下痢などを伴ないます。治療法は、「去風散寒・理気利水」です。

「実証」タイプは、治りが比較的早いですが、「虚証」タイプはやや時間がかかります。どちらにしても、
その状態に応じて治療することが大切です。抗生物質の塗り薬とビタミン剤で治療できるのはごく一部の
タイプのニキビです。

なかなか治らないで悩んでいる方は、お気軽にご相談ください!




今話題の”ガジュツ”は何に効くのだろう?

  ダイエットにいいということで今話題になっていますが、本当はどうなのでしょうか?




 我述(ガジュツ)
   基原 : ショウガ科ガジュツの根茎をよく蒸して乾燥したもの
   性味 : 苦、辛、温
   帰経 : 肝、脾
   効能 : 行気破血・・・気滞血於による腫瘤子宮筋腫などに三陵などとともに使う)
                 疼痛、月経異常などに用いる。
         消積止痛・・・食滞の腹満、腹痛に使う。
   用量 : 3〜9g、煎服。

   血液の流れの停滞と食物の胃腸停滞に使用されることから、理気剤ですネ。
   生姜の親玉みたいなものだと考えればいいのかもしれません。
   以前カプサイシンなどの辛いものでやるダイエットがありましたが、
   そのお仲間と考えれば一応納得はいきます。
   現在どこでも品切れ状態で、流行り物にはかないませんね(笑)。



疲労によって症状が増悪する疾患



いろいろな疾患がそうですが、次の2つは顕著な場合が多いです。

?血小板減少性紫斑病

原因はウイルスで、発症時は発熱があり出血します。(皮下、鼻、歯茎、尿など)
血熱による炎症のため血管の透過性が亢進するためです。
病院の治療では多量のステロイド剤を使用します。したがって副作用がある場合が
あり、「風邪をひくな!疲れるな!」と指導されます。

移行期になると、紫斑が鮮紅色で密集し、顔色が赤い、小便が黄色くて少量、
便秘、口渇などの症状が出ます。漢方では「清熱涼血」という治療を行います。

そして休病期に「疲れる」と症状が悪化します。
紫斑の色は淡い紅色で点在し、倦怠感が出てきます。
漢方でいうと気虚による摂血不良ですので「帰脾湯」などを使用します。

?膀胱炎

普通の膀胱炎は大腸菌が膀胱に侵入して炎症を起こすわけですが、
菌が侵入していないのに体が疲れた時に残尿感を持つことがあります。
細菌感染による膀胱炎は、排尿痛、頻尿、排尿困難などの症状があり、
治療としては漢方薬では「猪苓湯」などが汎用されます。
しかし、「疲れた時」に「無菌性」の残尿感は膀胱炎ではなく、
気虚のために膀胱の気機が無力になり、尿液を排出できにくい状態です。
漢方薬では「補中益気湯」を使用します。
気を補えば気機が回復して自然に排尿できるようになります。
お年寄や普段から疲れやすい人はこういう「擬似膀胱炎」もありますから
慎重に見極めてください!



 突発性難聴



突発性難聴は漢方療法で充分対応できます。

最近若い人にも増えてきている突発性難聴は、現代医学的には原因不明とされ、治療法もなかなか
見つからないのが現状ですが、中医学では病理学が発達しているので原因を想定して治療します。
原因としては、不規則な生活や食生活の乱れから「肝」の血液の不足が下地としてあります。
そこに精神的ストレスを受けると自律神経系の緊張が昂じてオーバーヒートの熱(火)となり、
それが経絡を通じて頭に昇り、耳の経絡に滞って気血の流れを邪魔するために通じなくなるということです。

したがって治療法は、上に昇ったオーバーヒートの熱(肝火)を下の降ろすとともに、肝の栄養(肝陰)を
増やして自律神経系の緊張を解す必要があります。
この肝の火を下に降ろす働きがあるのが「柴胡加龍骨牡蠣湯」で、
肝の陰を即座に増やして肝の興奮を収めるのが「芍薬甘草湯」です。
若い人(40歳ぐらいまで)の突発性難聴ははだいたいこの2つの処方の併用で対応できます。

ただ人はみな体質が違いますので、漢方の専門家にキチンと診てもらってから対処した方が無難です。
それと年齢が上がってくると「腎」の問題が絡んできますので、その状態に応じて対処することが大切です。
当HPでも「相談コーナー」で相談をお受けしてますので、気になる方はご利用ください。

『相談コーナー』
http://www.yakuten.co.jp/gaide/consul.html



 「体臭」の原因と対策

汗ばむようになると体臭が気になる季節です。
制汗防臭剤で一時的にごまかすよりも、もとから改善しましょう!

 『体臭』の原因は、大きく分けると次の4つがあります。

1、胃・腸内環境の悪化・・・食事・便秘・胃腸障害
2、血液の汚れ
・・・・・・・・・・肥満・慢性疾患
3、分泌腺より悪臭物質・・・遺伝的要因・ストレス
4、対表面の細菌・・・・・・・・不潔

?は、「動物性たんぱく質・脂肪の摂り過ぎ」と「緑黄色野菜の不足」があります。「胃腸を冷やす飲食の摂り過ぎ」
も胃・腸内環境を悪化させる一因になります。
「便秘・宿便」「胃腸障害」もタンパク分解物・脂肪酸などの毒性・悪臭物質の発生に関係します。

?は、「甲状腺機能亢進症」「肥満」「肝・腎障害」「糖尿病」などの慢性疾患が、血中の悪臭物質・遊離脂肪酸・
代謝中間産物・尿素・タンパク質分解物の増加を引き起こします。

?はアポクリン腺の発達、皮脂腺の増大、アポクリン腺・皮脂腺・汗腺からの悪臭物質の分泌量の増大となります。

?は、清潔にすれば解決しますのであまり問題ありません。

?〜?は体質的なものが多く、なかなか対策をとるのがむずかしい現状です。
しかし、これらの原因に対して総合的に尚且つ効果的な医薬品があるのをご存知ですか?

それは、『クマ笹エキス』です。クマ笹エキスには、沢山の水溶性葉緑素が含まれていて、強力な脱臭作用があります。
また、胃の粘膜保護作用、腸の蠕動運動改善、腸内細菌の正常化、細胞賦活作用による代謝機能改善
血液浄化作用分泌腺肥大防止悪臭物質の中和作用などが働いて、「体臭」を中から改善します。
是非一度お試しください。医薬品としては、めずらしく「効能・効果」に「体臭・口臭の除去」が認可されたものです。

製品について詳しく知りたい方は、「健康補助」のページをご覧ください。
 


 春は自律神経の失調が起きやすい



春は木の芽が伸びる季節。陽気もどんどん上がって自律神経も亢進気味になります。

漢方では「肝」が亢進しやすい季節ととらえます。「肝」とは「自律神経系」のことで、
亢進するとオーバーヒート気味になり、様々な症状が現れます。
疲れやすい、ゆううつ、イライラ、胃腸障害、不眠、不安、頭痛、生理不順などです。
人間は気血が円滑に全身を流れれば快調に暮らせるのですが、
自律神経が亢進したり停滞したりすると体調を崩します。
要はバランスが大切なのですが、春は陽気が高まるので、バランスが崩れやすいのです。

こういう肝の機能亢進しやすいときは、食事では「菊」を食べると良いです。
菊は自律神経の安定と亢進を抑える働きがあります。

精神的なストレスも影響しやすくなりますので、その対策も必要です。
嫌な対人関係があれば避ける工夫をするとか、運動で汗をかくのもひとつの方法です。

また漢方薬も役立ちます。
亢進のときはそれを和らげる作用のものを、停滞のときは欝を解いてあげるものを使用します。
自分にはどれがいいか知りたい場合は、どうぞお気軽にご相談ください。




”線維筋痛症”は中医学では  
     原因・治療法をこう考えます



今ニュース等で話題になっている「線維筋痛症」は、西洋医学では原因・治療法とも
不明となっていますが、中医学では昔から原因・治療法をすでに導き出しています。


今回話題になったのは日本テレビの大杉アナウンサーの報道からでした。
43歳で出産してその後全身に強い痛みを発するようになったそうです。
本当に辛かったと思いますし、知り合いだったらなんとかサポートしたかったです。
ご冥福をお祈りいたします。

出産後の痛みは中医学的に分析すると、こうなります。
「お産」というのは、気血(エネルギーと血液栄養)を沢山消耗します。
特に43歳というと、気血が不足しがちになってきている年齢ですのでなおさらです。
そういうときは、虚(不足)に乗じて、邪(体にとって余計なもの)が入りやすくなっています。
この邪の中で特に侵入しやすいのが、「風」(ウイルス・気温変化)と「寒」(冷え)と「湿気」です。
この風寒湿の邪が経絡(気血の通り道)に侵入して留まると、気血の正常な運行を障害して、
気血が通じなくなるために痛みを発するようになります。
そしてそれが継続すると、血液の粘調度が高まり、非生理的な血液が停滞して、
血流を益々悪くするので、痛みはとてつもなく強くなります。

したがって治療法は、邪(風寒湿)を除くことと、減った気血を補うことを同時にすることです。
漢方薬では、「独活寄生丸」というのがその治療法に当てはまるものです。
体を温めながら余分な風と冷えと湿気を発散させて除き、お産で失われたエネルギーと血液と
血液栄養を補います。
そうすると、血液の流れは正常化されますので、痛みはなくなっていきます。

また慢性化した場合は、血液の粘調度が高まり非生理的な血液が停滞するので、
痛み方は刺すような、切られるような強い痛みになります。
こういうときは、停滞した悪い血液を除く漢方薬を併用すると、痛みは楽になります。

お産だけでなく、過労ストレスなどが重なると気血が消耗しますので、
同じように邪の侵入を受けやすくなります。
これらが「線維筋痛症」の正体であろうと思われます。
したがって病院で原因不明と云われても、中医学では治療法がありますので
あきらめずに当たってみてください。
きっとお役に立てると思います。




 咳の風邪



今(10月〜11月)の風邪で多いのが熱が出ない「咳の風邪」です。

同じ咳でも痰がからむ咳は「ごほんごほん」言って、痰が切れると咳は楽になりますが、
いつまでもしつこく続きます。これは胃腸が弱い人や水分を沢山摂る人に多く、気管支に痰が
停滞しているために起こる咳です。咳止めのお薬はあまり効果がなく、飲み続けると長引きます。
こういうときは「ニ陳湯」という漢方薬を飲むと早く良くなります。痰ができなくなれば咳も治ります。

今度は痰がなく空咳の場合です。この場合は痰はほとんどなく、あっても少量で粘って切れにくく、
咽喉がイガイガするタイプです。舌の上も乾いていることが多く、舌の上の苔もほとんどないか、剥げ落ちて
います。暑がりで体液不足気味の方がこうなりやすいです。このタイプは気管の潤い不足で咳が出ています。
したがって治療法は、気管支や咽喉を潤しながら上逆を和らげることです。「麦門冬湯」が使われます。


その他、咽喉が痛くなったり熱が出て咳が出る風邪や、寒気があって薄い透明な鼻水や薄い痰が出る風邪や、
だるくて食欲がなく軽い咳が出る風邪などいろいろありますが、
それらは下記の「漢方風邪薬の使い分け」をご覧下さい。



 タミフルの危険性


今、タミフルが問題になっていますが、Web上で立花隆さんの興味深い報告がありました。
ぜひ皆さんもご覧になってみてください。URLは下記の通りです。

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070324_tamiflu/index.html



風邪にはタイプ別に適した漢方薬を!


 風邪のタイプで漢方薬を使い分けると早く効いて治りも良いです!

1、寒気タイプ・・・寒気、悪寒があり、首・肩がこったり、頭痛がしたり、節々が痛かったりする、熱はあまり高くない
           「葛根湯」をお湯で飲んで、「おかゆ」や「生姜入りの味噌汁」を飲んで、温かくして早く寝る。
           
2、のど痛タイプ・・・のどが痛い、イガイガする、熱っぽい、熱がある、少し咳が出るときもある
             「銀暁散」を飲んで、「クマ笹エキス」でうがいをして、お酒や熱量のある食べ物を避ける。

3、鼻水タイプ・・・うすい鼻水が出る、クシャミ、寒い感じ。
             「小青龍湯」「しょうが湯」をお湯で飲んで早く寝る。

4、体力不足タイプ・・・お年寄りや普段から疲れやすい、胃腸が弱い人が風邪をひいた場合、頭痛、鼻水、咳、食欲不振
               
「参蘇飲」を飲んで体を休める。消化のよいものを食べる。

5、高熱タイプ・・・熱が40℃近い、汗が出る、口が渇く。
            
「白虎加人参湯」を飲んで水分補給。水枕で頭を冷やす。

6、胃腸に来るタイプ?・・・吐き気、微熱、腹痛、寒かったり熱かったりする、めまい、食欲不振、こじれた風邪。
                  
「柴胡桂枝湯」を飲んで体を休める。

7、胃腸に来るタイプ?・・・水様性下痢、腹痛、吐き気など。普段から冷たいものや水分の摂取が多い人。
                  
「霍香正気散」(カッコウショウキサン)を飲んで、飲食は控える。

※その他、いろいろな症状や体質があるので、その時々で適切な治療を行うことが大切です。
 自分に合った治療法を知りたいときは、メールをください。お教えします。




テレ玉に川上薬店登場


 
さいたま市緑区で実施している「子ども避難所110番連絡所」のキャンペーンの一環で、
「テレビ埼玉」の中で使われるCMの舞台に「川上薬店」が使われました。


近年増加している子ども達への危害・犯罪を防ぐために、区役所、警察、商店会、自治会など
地域が一体となって取り組んでいるキャンペーンです。
子ども達に危険が迫ったときに、子ども達がすぐどこかに逃げ込めるように、地域のお店や家庭の
目立つところにキャンペーンのステッカーを貼って、入り込んで保護できるようにする取り組みです。
そのキャンペーンを告知するために、テレ玉(テレビ埼玉)でCMを放送することになり、その舞台の
ひとつに川上薬店が使われました。いくつかのパターンがあるみたいで、川上薬店が舞台のものは、
「商店に助けを求めて逃げ込んでもいいんだよ」というメッセージを伝えるものです。
放映の中で、「緑区子どもひなん所110番連絡所」のステッカーのバックに大きいパンダのぬいぐるみ
と健康茶の箱が映るかもしれませんので、それが川上薬店である目印です。
10月11日から1日数回放送されるそうです。機会があったらご覧になってみてください。
ちなみに私は映っていません、(笑)




 ひざの痛み

 ひざの痛みを解消する養生のポイントをご紹介します!


ポイント?「むくみ」は、最大の悪化要因!
むくむと血液の流れが悪くなり、痛みが増強されます。
むくみの原因は、水分排泄を抑える食べもの、水分の過剰摂取、湿度の高い外的環境、
腎臓の働きの低下が主なものです。
水分排泄を抑える食べもので一番悪いものは「餅米加工食品」です。
お餅、おかき、あられ、せんべい、おはぎ、柿の種、和菓子、赤飯などです。
作用機序は不明ですが、「餅米加工食品」を食べると、尿の出が抑えられて水分が溜まりやすく、
たとえば、柿の種20粒で5時間痛みの続く人もいます。
ごはんで食べるうるち米には問題はありません。
「餅米加工食品」はごく少量でも数日間にわたり悪影響を与えますので、最低でも10日間、
できれば20日〜1ヶ月間の餅米絶ちにより、7割の方は痛みが大幅に軽減いたします。
血液がサラサラになるからと、水分をたくさん摂るように薦める医師が増えていますが、
ひざ関節の痛みには逆効果です。腎での尿生成力が弱っている方にとって、水分を摂り過ぎると
結果的に体内に余分な水分が溜まって「むくみ」の原因になります。
果物(たとえばみかん)をたくさん食べることも水分の摂り過ぎになりますのでご注意ください。
湿度の高い外的環境が悪いことは、天気と痛みの関係で日常経験されておられることでしょう。
人間の体もせんべいと同じように湿気の高い環境の中では湿りやすいのです。
コンクリート造りの建物、特に新築のマンションなどでは、室内の湿度が高くなりやすいので、
除湿機を入れて湿度を下げると痛みが和らぎます。加湿器を寝室などに入れるとかえって痛みが
強くなります。湿度の高い浴室での寝湯も症状悪化の原因となることがあるので注意しましょう。
腎臓の働きの改善について西洋医学ではほとんど手段のない分野ですが、漢方や民間薬の中には
効果があるものが多いので、この分野に詳しい薬剤師にご相談ください。
ウリ科の食べものには利尿作用があるので、よく食べるようにされるといいでしょう。

ポイント?「冷え」ないようにしょう!
「むくみ」とともに「冷え」も血液の流れを悪くして痛みを増します。「冷え」の原因を、服装、食べもの、
外的環境の点から捉える必要があります。
注意すべきことは、暑いところで採れる「くだもの」には体を冷やす働きがあるので、あまりたくさん
食べ過ぎないようにすることと、できれば日の高いうち(午後3時頃まで)に食べるようにしてください。

ポイント?「軟骨再生栄養素」を食べよう!
整形外科のドクターの間で、軟骨が再生するかしないかについて見解が分かれています。
しかし、煮魚を毎日召し上がるようにされた方は、確実に症状がドンドン良くなっておられます。
軟骨部分、ゼラチン質が軟骨の形成を促すのでしょう。煮魚や丸ごとの魚を摂りにくい方は、
「ケアマックス」などの軟骨再生栄養素を食べるとさらに症状の改善が進みます。
関節の軟骨や潤滑液の成分である「コンドロイチン」とか「グルコサミン」が配合されているからです。
          
ポイント?「筋肉」を揉みほぐす!
足の筋肉が冷えなどのために硬くなっていると、弾力性を失った血管も細くなって広がらず、血液の
流れが悪くなります。足湯や足裏のマッサージにより血液の流れが良くなると痛みが和らぎ、関節を
動かしやすくなります。「青竹踏み」でもかまいません。とにかく、温める+筋肉を揉みほぐすことにより
血液の流れがよくなり、結果として痛みが出なくなってゆきます。



お年寄の漢方薬選びには注意が必要!


  
お年寄は体の基礎物質が不足気味です。それを見越した処方選びが大切です


寒気のある風邪をひいたときなどによく「葛根湯」を使いますが、お年寄には使わない方が無難です。
「葛根湯」は発汗作用によって風邪を追い出すわけですが、お年よりは体液がもともと少ないので、
発汗させ過ぎると体液+体力を消耗してしまいます。元気や潤いを補いながら、軽く発散させてあげる
治療が適しています。(人参や紫蘇などが入ったものがいいです)

以前「小柴胡湯を肝炎の患者に使用して「間質性肺炎」で死亡してしまった報告がありましたが、
これも使い方の問題です。「小柴胡湯」は炎症を取るかわりに、体を渇かす働きがあり、お年寄などは、
体液不足ぎみなので、長期に使用するとますます体液を消耗して「肺」を渇かしてしまうため、肺炎を
起こしやすくなります。したがって、仮にお年寄に「小柴胡湯」を使用するとしても、短期で、もしくは潤いを
補いながら使用する必要があります。

やや慢性の咳が続くときに、よく「五虎湯」や「小青竜湯」などが使われますが、お年寄には注意が必要
です。体液不足という下地があるわけで、痰の出具合にもよりますが、肺や気管を潤す「麦門冬湯」
が適しています。長引けば痰を出す体力も補う必要が出てきますので、「人参養栄湯」がよく使われます。

このように漢方薬だからお年寄りには安心というわけではありません。
やはり体力や体液が減ってきているのですから、それを消耗しないように、もしくは補いながら治療する
ことが大切で、これは風邪だけではなく、他の疾患にもいえることです。

      「ワシの体に合った漢方薬を選んでほしいのォ〜・・・」



 長引く咳


   風邪が治っても咳だけが長引くときがあります。その対処法をご紹介します。


1、肺熱・・・高熱が出たときや出た後に、黄色い痰が出て、舌や顔が赤くなって激しい咳をします。
         治療法→清肺平喘・止咳清熱  処方→五虎湯、麻杏甘石湯
2、肺燥・・・空咳のことで、痰はないか、あっても少量の切れにくい痰で、のどがイガイガして咳が出ます。
         治療法→潤肺止咳  処方→麦門冬湯
         ※肺熱と肺燥が重なってるときもあります。そのときは両方の処方を併せて使用し、笹エキス
         を併用すると熱が下がり潤いもつきます。
3、痰閉・・・白っぽい痰が結構たくさん出る咳で、痰が出ると咳が楽になります。
         舌に苔がついていることが多いです。
         治療法→去痰止咳  処方→平陳湯
4、虚咳・・・もともと体力がなかったり、長引いて体力を消耗すると、弱い咳が長引くことがあります。
         疲れやすい、食欲不振、息切れなどを伴います。
         治療法→益気去痰・止咳  処方→人参養栄湯





”がん”と分ったら実施すべき4か条



免疫学の権威である安保徹先生が、「がんと分ったら実施すべき4か条」を
提案されています。それをご紹介します。


1、生活パターンを見なおす
すごく真面目でがんばりやさん、そういう生き方、いわゆる今までの行き方を
見直してもらうことが一番大切なことです。実際リンパ球のレベルは35%を割って
みんな20%台まで下がっています。だいたい30%近くになるとがんは自然退縮、
進行が止まり、時間が経過すると退縮が始まりますから、まず生活パターンを見直して
じっくり待てばいいわけです。つまり、がんばらないで、ゆったりとした生活です。

2、がんの恐怖から逃れる
次に、がんの恐怖から逃れることが大切です。精神的なストレスはリンパ球をすごく
減らします。ですからがんにある前よりも、がんになってからリンパ球減少をおこしている
人が多いのです。がんになってすごく気が落ち込むと、リンパ球は20%をすぐ割って
しまいます。ですからがんの恐怖からなるべく早く短い時間で脱却することが、かえって
生還できる可能性を高めるのです。

3、消耗する治療は受けない
3番目は消耗する治療は受けないということです。がんの原因が分らない時期は、これは
対症療法しかなかったわけです。悪いものを取る、悪いものを少しでも縮まらせたなら、
万々歳だと思ってやっていたのです。抗がん剤だって放射線だって、やる先生たちはみな
真剣です。ま、真剣に間違ってるんです。結局少しでも小さくなると、本当に患者さんに
良かったねって、・・・全然良くないです。小さくなったってすごく激しい免疫抑制がくるので、
その後の戦う力が完全に失われてしまうわけです。ですから消耗する治療は受けない、
続けないことがベターです。

4、副交感神経を優位にして免疫力を高める
最後に副交感神経を優位にして免疫力を高めることが大切です。無理している人は圧倒的に
食事がおろそかになっています。やっぱり無理するってことは、食事時間に長い時間をかけ
やれない傾向にあります。短い時間で食事を終わらないと、がんばることができない。
ですから無理してがんになっている人達の食事は、すごいカロリーが高くて短い時間に
あっという間に高カロリーのものを、肉食とか揚げ物中心で、野菜がほとんどないというもので
食事を維持している人が多いのです。そして交感神経緊張で便秘がちになって、腐敗臭の
強い便を出す。顆粒球が多いので、常在菌がでて吹き出物が出たりする流れです。
もうひとつ大切なことは体温を上げることです。36,5℃以上ないと白血球は働きません。
お風呂や湯たんぽで体を温めましょう。そうすることでがんの治療効果を高めます。




 潰瘍性大腸炎とクローン病

特定疾患医療受給者証の交付件数でみると、潰瘍性大腸炎の患者さんは毎年数千人ずつ増え続けており、
2004年度の交付件数は、
約8万人となっています。
一方、
クローン病は1976年にはわずか128人でしたが、急激に増え、2004年度は2万3千人を超えています。
いずれも細菌などの外敵を攻撃するはずの
免疫の働きが、自分の体に向けられてしまう「自己免疫」によって起こると
考えられますが、はっきりした原因は不明です。
食生活などの環境的な要因や遺伝的要因が重なり合って発症するのではないかと推測されています。

潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に炎症が起こり、ただれ潰瘍などの病変が、
直腸から連続して生じる病気です。
粘膜に炎症が起きると、粘膜がただれて、水分を吸収する機能も低下します。
そのため、白っぽい粘液が混じった
下痢をしたり、患部が便とこすれて出血し、
血便が出たりします。
潰瘍性大腸炎炎症は、直腸に起こりやすく、だんだん大腸全体へと広がって
いきます。
炎症の範囲によって、「直腸炎症」左側大腸炎」「大腸炎症型」
に分けられます。さらに皮膚関節などにも炎症が生じ、合併症を引き起
こすこともあります。発症年齢のピークは
20歳代ですが、50歳代以降に発症
する例もよく見られます。




クローン病
とは、大腸に限らず、消化管の広い範囲に炎症や潰瘍が出来ます。
病変が連続して現れる潰瘍性大腸炎とは異なり、病変と病変の間に正常な部分があるのが
クローン病の特徴です。若い世代に多い病気で、最も発症しやすいのは、10歳代〜20
歳代
です。クローン病で最も多い症状は、繰り返す腹痛下痢で、時に血便も見られます
が、特に特徴的なのは、
「発病、痔ろう、体重減少」です。


両方の疾患の原因として一番考えられるのは、「冷たい飲み物の摂り過ぎ」です。
お腹の中は37°ぐらいの温度で正常な働きができるようになっています。
それが「冷たい飲み物の摂り過ぎ」でお腹を冷やして粘膜を弱くしてしまいます。
そこに暴飲暴食であるとか、不規則な生活とか疲労が重なると、粘膜に炎症を起こして、
それが慢性化することで治癒しにくくなることが内実だと思われます。

したがって予防法としては、
お腹が弱い人は特に「冷たい飲み物」を飲まないようにして、
普段から「温かい飲食」を心がけることが大切です。





ウィルス性腸炎の対応

昨日、私「ウィルス性腸炎」になってしまいました。その経過と対応例をご紹介します。

経過:5月16日昼ご飯外食、定食についていた「さしみ」を食べた。生物はこれだけだったので
   原因としてはこれが怪しい。

   5月17日夜0時、最初の下痢(水寫性)。午前3時、腹痛を伴う水寫性下痢。午前6時同じく。
   午前7時発熱37,4℃、その後腹痛・下痢が2時間おきに起きて、お昼の0時熱が38,4℃に
   なったので、食中毒の恐れもあったので病院に行く。「ウィルス性腸炎」と診断される。
   「細菌性腸炎」(食中毒)の場合は、もっと症状がひどく、吐き気・嘔吐があるという話。
   「ブスコパン」(抗痙攣薬)と「腸内細菌調整薬」を処方してもらう。
   熱があるので、ゲップが臭く、下痢の便もお湯みたいに温かい。
   「湿熱毒」の邪が入ったということで、「霍香正気散」と「ルミン」と「ササヘルス」と「腸内細菌調整薬」を服用。
   朝・昼は食べられず、夕飯におかゆと味噌汁を食べる。
   水分補給にポカリスエットを室温で1日600ml飲む。ブスコパンは服用せず。
   午後7時ころ寒気が強くなり、「葛根黄連黄今湯」に変方。最初2包服用。2〜3時間で寒気が取れ、
   その後5時間おきに服用。

   5月18日午前6時、熱が37,3度になり、腹痛もなくなる。下痢がまだあるので「霍香正気散」と
   「腸内細菌調整薬」を午前8時と12時に服用。午後1時36,6度、食欲出てくる。
   
感想:正気が不足するとウィルスなどの邪に犯されやすくなるというが、今回は生活も規則正しくしていたので
   どうしようもなかったのかもしれない。やはり症状が激しいときは、まず病院に行くべきであり、
   状態をキチンと把握して漢方薬や新薬をうまく使えばいいと思う。そして、当たり前だが、体を休めて、
   おかゆなどの消化のよい食べ物にして養生し、水分補給することが大切だと感じました。
   ウィルス性腸炎には抗生物質は効かないとのこと。




 掌せき膿胞症の原因は於血が原因!

   奈○悦子さんデ話題になりました「掌せき膿胞症」は漢方でいうと「於血」(古血)が原因です。

「「於血」とは、古血ともいい、非生理的な血液が停滞して血液の流れを悪くしている血液のことを言います。
血液中に血豆の成分が散らばった状態と考えてもいいです。打撲・捻挫・手術などの外傷、「ストレス」による
自律神経系の緊張で血液の流れが悪くなった場合、「冷え」による血流悪化などが原因でなります。
現代医学では、「掌せき膿胞症」は原因不明で、便秘、タバコ、ストレス、不規則な生活によることが多いと
されていますが、ある程度当たっています。便秘になると「於血」(血液の鬱血)が起こりやすく、タバコやストレス
では血液の流れが悪くなるからです。
しかし、「於血」という概念がないので、原因不明となっているわけです。
「於血」ができると、ではどうして「皮膚炎」になるのでしょう?
「掌せき膿胞症」は左手から始まることが多いのです。そして、その後右足にできます。最初から右足にできる人
もいます。だんだん進むと反対の手足に移っていきます。これは、心臓はやや左側にあり、血液が全身を廻る時、
心臓(左上半身)から右下半身に流れるようになっているからです。つまり、血液の病態は左上半身と右下半身に
出やすいのです。血液の汚れ、停滞の影響がその流れの末梢に、しかも皮膚に出るのは血液が汚れていて老廃物
を回収できないためです。
したがって「於血」を治療すれば「掌せき膿胞症」も良くなります。便秘を伴う人は、「便秘」と「於血」の両方を同時に
治療すればいいですし、ストレスの強い人は神経を和らげながら「於血」を治療すればいいですし、「子宮筋腫」など
がある人は、「於血」の治療をすれば両方良くなります。漢方薬で充分改善できます。

当店でも、この治療方法で良くなった人がいますし、漢方で良くなった方はたくさんいらっしゃることと思います。
実はこのことは私の漢方の師匠に教えていただきました。
つまり、経験として伝えられてきたのでしょう。
悩んでいる方は是非お試しください。かなりの確率で良くなります。






SARSは中国ではどのように治療しているか



中日友好病院(北京)での治療を紹介します。
治療を受けた人は受けない人よりも死亡率が低く、回復も早いようです。
中国にどうしても行かなくてはならない方は参考にして下さい。

【SARSの病理学的な特徴】
中医学の中では、「温病学」の範疇に入り、「疫毒淫肺」(伝染性が強く、化膿・湿潤を引き起こす炎症性
熱疾患が肺を冒す)と分析しています。予防法としては、「玉屏風散」を使用します。日本では「補中益気湯」
を代用してもよいでしょう。進行の過程がハッキリしているので、その期間・症状に応じて対応策が出され
ています。つまり、期間的弁証と病症的弁証を併せて使用します。

1、発熱期
イ、初熱期(1〜2日目)・・・【症状】発熱38度位まで、咳、身体がだるい、舌:紅 舌苔:白厚 脈:滑速い
                 【治法】疎風清熱
                 【処方】芦根湯(SARS1号方) 日本では「銀尭散」
ロ、高熱期(3〜5日目)・・・【症状】高熱40度越える、咳、汗多い、口渇、舌:紅 舌苔:黄厚 脈:滑速い
                 【治法】清熱宣肺・解毒活血
                 【処方】麻杏甘石湯(石膏1日120g〜300g) 日本では「五虎湯」
                     魚醒草と丹参の点滴(SARS2号方)  日本では十薬と活血化於薬
ハ、熱毒期(5日〜7日)・・・【症状】高熱が続く、息苦しい、舌:深紅 舌苔:黄厚燥 脈:沈速い
                 【治法】清気涼営(十二経の熱を除く)
                 【処方】清温敗毒飲(白虎湯+黄連解毒湯+犀角地黄湯)
                     魚醒草と丹参の点滴(SARS3号方)

2、喘咳期
発病から7日目以降(熱が下がって呼吸困難)→肺繊維症を起しやすい
イ、ステロイド剤を使用・・・【症状】手・足がほてる、夕方からの熱、浮腫、寝汗、舌:紅 舌苔:なし
                【治法】滋陰清火・活血利水
                【処方】知柏地黄丸+抵当丸(水蛭・虻虫・桃仁・大黄)(SARS4号方)
ロ、ステロイド剤を不使用・【症状】痰、咳、熱
                【治法】清熱化痰潤肺
                【処方】清気化痰湯(SARS5号方)

3、喘脱期
発病から2週間ぐらい(ショック状態)→血管内凝固症候群(DIC)→多臓器不全→死亡
                【症状】呼吸即迫、心拍数多い、手足冷たい、血圧下がる
                【処方】参附湯

4、回復期
脾(胃腸機能)の回復に努める→元気・免疫力の増強

※日本から中国に行くときは、予防で「補中益気湯」を飲んでゆく、初期の段階でSARSか分らない
場合は、「銀尭散」と「五虎湯」ぐらいは持参しておくといいかもしれませんね。




SARSを予防する中医処方



中国で公表されている処方をご紹介します。


1、北京市衛生局が北京市民に薦めたSARSを予防する処方:(国家中医薬管理局に確認)

倉述 12g  霍香 12g  金銀花 20g  貫衆 12g 黄ぎ 15g  紗参 15g  防風 10g  白述 15g

※朝・晩に煎じたものを分けて服用する。1回目は30分煎じて、2回目は20分煎じる。煎じる前は30分浸す。
これを3〜7日続ける。

専門家曰く、中医から見て、SARSは高熱の症状が著しく、多くの患者は侠湿で、呼吸器官と体液の
バランスが崩れている。清熱解毒、芳香化湿、補気生津を主とする処方を作るのが一番良い予防策である。



2、広州医務工作者が研究を通して作り出したSARSに効果のある別の処方:

金銀花 15g  連尭 15g  板藍根 15g  荊芥 15g  甘菊花 15g  十薬 30g  防風 12g 
 薄荷 12g 甘草 6g  黄今 12g

※一般的に朝・昼・晩3回服用する。これを3日続ける。


3、国家中医薬管理局と中華中医薬学会が薦める処方:

黄ぎ 15g  金銀花 15g  柴胡 10g  黄今 10g  板藍根 15g  貫衆 15g  倉述 10g  
 ヨクイニン 15g  防風 10g  甘草 5g  霍香  10g

※一般的には3〜5日服用し、毎日1回服用する。これを朝・晩に1回服用する。


4、香港大学中医薬学院が薦める予防処方:

普通の体質の方に適用する処方:
板藍根 四銭(14,92g)  連尭 五銭(18,65g)  金銀花 五銭(18,65g)  ヨクイニン 五銭(18,65g) 
 甘草 三銭(11,19g) 太子参 五銭(18,65g)  白述 五銭(18,65g)

体質偏虚、湿熱の方に適用する処方:
霍香 五銭(18,65g)  凧欄 三銭(11,19g)  金銀花 四銭(14,92g)  連尭 四銭(14,92g) 
 桑葉 五銭(18,65g)  板藍根 三銭(11,19g)  白述 五銭(18,65g)  ヨクイニン 六銭(22,38g) 
 甘草 三銭(11,19g)  太子参 六銭(22,38g)

※食後1時間以内に服用する。空腹時に服用してはいけない。
  備考:一銭(3,73g)

罹ってからの処方は不明だが、高熱、呼吸困難、咳、下痢などの症状から、
上記の生薬が中心になることが予想される。
その中で今注目を集めているのが、インフルエンザ罹患時に効果がある「銀尭散」と「板藍根」である。
坑ウィルス作用があり、上記の処方にも配合されている。
また、割合と普通の漢方薬店で手に入りやすいので需要が増えることが予想される。