花粉症対策



毎年春先になるとお困りの方も多いと思いますが、総合的な対策で、症状の緩和と予防ができます。

1、予防対策
「アレルギー」は漢方では、「肺」の疾患と捉え、肺自体や肺の付属器官である「皮膚」を鍛えることと、肺の親である「脾」の働きを高めることが予防のポイントになります。肺を鍛えるには、「呼吸法」が重要です。「気功」や「ヨガ」「丹田呼吸法」などでゆったりとした呼吸をする訓練をすると良いです。皮膚を鍛えるには、「乾布摩擦」や「水泳」なども良いです。「脾」の働きを高めるには、「余分な水分の摂り過ぎ」に注意して、「冷たいものを飲食しない」ことが大切です。また、「肺」と「脾」の両方にいいのが、薬味(香辛料)の積極的な摂取です。皮膚の発散や食べものの消化を助けます。それにより免疫力が高まり、アレルギーである「花粉症」の予防になるわけです。
漢方薬も有効です。花粉症の症状が出る前から飲んでおくと症状が軽く済みます。

2、外出時と帰宅時の対策
やはり、「マスク」と「帰宅時の目と鼻の洗浄」が有効です。目の洗浄は、流水でもいいですし、専用のカップ式の洗眼器もあります。鼻の洗浄は、鼻から水を吸って口から吐き出します。2〜3回やるだけでもかなり楽になります。目のかゆみが強い時は、冷たいタオルを目に当てて冷やしてあげるとかゆみが楽になります。

3、症状が出てしまった時の対処
昼間は眠くなっては困るので、漢方薬がいいです。夜は坑ヒスタミン剤などの新薬でもいいでしょう。
漢方薬は、症状の出方によってお薬がすこしづつ違います。
A,くしゃみ、薄い水様の大量の鼻水、寒気・・・小青竜湯+麻黄附子細辛湯
B,くしやみ、薄い水様の鼻水、目の痒み・・・・小青竜湯+銀尭散もしくは因陳高湯
C,くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目の痒み、口渇・・・小青竜湯+五虎湯
D,鼻詰まり、黄色の鼻汁、鼻の乾燥、鼻が張る・・・辛夷清肺湯

 

※自分に合った治療法を知りたい場合は「相談コーナー」をご利用ください。
相談コーナー→http://www.yakuten.co.jp/gaide/consul.html






漢方風邪薬の使い分け

 

いよいよ冬本番、風邪の季節です。同じ風邪でも症状と体質によって使う漢方薬が違います。
  そのときの症状・状態に合った漢方薬の選び方をご紹介します。

●寒気が強い
1、風寒襲表・表虚証・・・【症状】寒冷の気候で寒気、頭痛、軽度の発熱、汗が出る
                 【治法】辛温解肌   【処方】桂枝湯、白葱湯
2、風寒襲表・表実証・・・【症状】寒気、悪寒、頭痛、鼻水、首筋・肩のこり、節々の痛み、
                 熱は出ても微熱、汗が出ない、脈浮緊
                 【治法】辛温解表   【処方】麻黄湯 熱っぽい時【処方】葛根湯
3、風寒襲表・兼陽虚・・・【症状】四肢の冷え、寒がる、元気がない、横になっていたい、寒がりの老人
                 【治法】助陽益気・辛温解表  【処方】麻黄附子細辛湯
4、風寒湿襲表・・・・・・・【症状】頭が重い、しめつけられるような頭痛、体が重だるい、胸苦しい、むくみ
                【治法】辛温発汗・去湿  【処方】荊防敗毒散、九味キョウ活湯

●熱感が強い
1、風熱犯衛・・・・・・【症状】のどが痛い、のどが腫れて赤い、発熱、咳
             【治法】辛涼透表  【処方】銀尭散、清上防風湯
2、肺熱よう盛・・・・・・【症状】咳、黄色い粘っぽい痰、高熱、息苦しい、口が渇く
             【治法】清肺平ゼイ・止咳  【処方】麻杏甘石湯、五虎湯
3、気分熱盛・・・・・・・【症状】高熱、発汗、口渇く、顔面紅潮
             【治法】清気泄熱・益気生津   【処方】白虎加人参湯

●体内に不必要なものの停滞を抱えている人が風邪をひいた
1、風寒裏熱・・・・・【症状】頭痛、発熱、悪寒、煩騒(イライラ)、口渇、便秘
            【治法】去風清熱寫下   【処方】防風通聖散
2、表寒裏飲・・・・・【症状】うすい鼻水、うすい痰、くしゃみ、鼻閉、寒気、咳、ゼーゼー、ヒューヒュー
            【治法】辛温解表・利水   【処方】小青竜湯
3、表寒裏湿・・・・・【症状】吐き気、下痢、腹痛、頭痛、発熱、悪寒、食欲不振
            【治法】芳香化湿・理気和胃・解表   【処方】霍香正気散
4、表寒気欝・・・・・【症状】神経質、腹張、胃腸の調子が悪い、妊婦の風邪
            【処方】理気解欝・解表   【処方】香蘇散

●体力低下・病中病後の人が風邪をひいた
1、気虚感冒・・・・・老人、小児、普段から胃腸の弱い人、疲れやすいが風邪をひいた
            初期から体がしんどい、食欲不振、食事がまずい、頭痛、鼻水、咳、発熱
            【処方】参蘇飲
2、陽虚感冒・・・・・上記の通り
3、血虚感冒・・・・・産後、術後、月経中、貧血の人が風邪をひいた
            【処方】五積散、葛根湯合四物湯、柴胡桂枝湯合四物湯
4、陰虚感冒・・・・・糖尿病の人、暑がり・乾燥ぎみの方がかぜをひいた
            【処方】駆風解毒湯、麦門冬湯、知柏地黄丸

※自分の症状が、どのタイプだか分からない場合は相談コーナーをご利用ください。お答え致します
相談コーナーhttp://www.yakuten.co.jp/gaide/consul.html



ぜんそく



「ぜんそく」は西洋医学では若い人に多い「アレルギー型」と40歳以上の「混合型」があるとしています。
原因は感冒、ダニ、飲食、花粉などで気管支が敏感に反応してしまうアレルギー反応だと言われています。
症状は気管支の痙攣と浮腫による呼吸困難です。
現在病院での治療法は吸入型の少量のステロイド剤や気管支拡張剤で発作を抑えるものです。
しかしこれは根本的な治療ではなく、一時的に抑える治療です。

中医学では原因は体質や生活習慣にあると考え、それを改善していけば発作が起こりにくくなるとしています。
病因としては「宿痰」(肺に内在している痰や余分な水分)が、風邪や気候の変化、飲食、精神的ストレス、疲れ
などによって揺り動かされることで、痰が気管支を塞いで、肺本来の気と体液を霧状にして全身に配布する機能
が乱されると考えます。

痰や余分な水分を作ってしまう原因は、胃腸機能もしくは腎臓の機能低下、または飲食の不摂生です。

漢方薬の治療は、発作の起きているときと、比較的納まっている時期と治療が違います。
発作が起きている、または起きやすくなっている場合は、主に肺にある痰や余分な水分を発散という方法で
除く治療法を使います。
1、痰が薄く水っぽいとき・・・小青竜湯を中心に
2、痰が黄色く粘っぽいとき・・・麻杏甘石湯を中心に
3、痰が白っぽい・・・柴朴湯を中心に


発作が納まっていて落ち着いているときは、水飲や痰を除くとともに臓腑の機能改善をめざして治療を行います。
1、痰の色が白っぽい・・・六君子湯、二陳湯、参苓白朮散など
2、痰が水っぽい・・・・・・・真武湯、苓桂朮甘湯など
3、痰が黄色っぽい・・・・・知柏地黄丸、麦味地黄丸など
4、吸気が苦しく腎虚・・・・木防已湯、蘇子降気湯など


そして予防としては、やはり普段の飲食を気をつけることです。
1、冷たいものや水分の摂り過ぎに注意する
2、運動(ウォーキング・水泳)や乾布摩擦で肺や皮膚を鍛える
3、早寝早起きで規則正しい生活と日光浴

などが大切です。

「ぜんそく」で長年困っている方、いつでもご相談ください。
あなたにあった治療法をご紹介させていただきます。






秋の風邪



秋の風邪は冬の風邪と少し違います。

かぜの症状はそんなに強くはないが、「なんとなく風邪をひいた」ということが多いですよね。
これは気温の差で軽い風邪をひくということです。
これから空気が乾燥するにつれ、「寒気のある風邪」(風寒感冒)や「のどの痛い風邪」(風熱感冒)
が増えてきますが、秋は軽い風邪と風寒や風熱が少し混ざった状態で出ることが多いのです。
こういうときは新薬の風邪薬より漢方の風邪薬がよく効きますし、治りを早めます。

タイプ別に治療法を紹介します。

1、ちょっと咽喉が痛く、鼻水や咳が出て、なかなか治らない→【風熱涼風感冒】・・・銀堯散+参蘇飲
2、なんとなく風邪をひいたが、症状はこれとしてない、または胃が弱い人→【気欝感冒】・・・
香蘇散
3、なんとなく風邪をひいて、頭が痛い→【風寒頭風】・・・
川弓茶調散
4、ふだんから体力がない人が風邪をひいた、食欲がない、疲労感がある人→【気虚感冒】・・・
参蘇飲
5、鼻水と痰が出て咳が長引く→【痰湿感冒】・・・
参蘇飲+二陳湯
6、微熱や寒気が少しあり、鼻水と痰が出て黄色っぽい→【少陽感冒】・・・
小柴胡湯

この他にもいろいろ症状の出方がありますので、あなたの症状に合った風邪薬が知りたい場合は
ご相談ください。




新型インフルエンザ対策

   

新型インフルエンザが流行の兆しを見せています。。
症状は、急激な発熱(38~40℃)、だるさ、咳などで、吐き気下痢があるときもあります。
時には、微熱、喉の痛みなどの軽い症状で始まる場合もあります。
今回の新型インフルエンザは感染力が強く、ウイルスの感染部が「喉」ではなく「肺」であるので
症状の進行が早く重症化しやすいのが特徴です。
また感染後すぐは検査で陰性になることもあるので、症状が出たら新型であろうと既存のものであろうと
早めの対応が大切です。

予防法としては、「人混みの中にいかないこと」「マスク」「うがい」「手洗い」
それと「アルコールスプレーによる殺菌」も有効です。

「マスク」は使い捨てタイプですと1日2回外出ごとに替えるのが原則ですが、
人混みや感染の恐れのある人と会うときは、まずすることが重要です。
「うがい」はうがい薬を使う場合は適量を使い、1回、口中をすすいでから10秒ほど3回以上します。
「手洗い」は石鹸などで1回20秒以上、手の指の間、爪先、手首までよく洗うことと、
タオルは家族ぞれぞれ別のものを使った方が間違いないです。
「アルコールによる殺菌」は帰省時の手はもちろんですが、ドアノブやトイレの流しノブなど、さわる可能性がある場所は
やっておきましょう。

かかってしまったら、羅患して48時間以内でしたら「坑ウイルス剤」(タミフル・リレンザ)が効果がありますので、
早めに発熱外来、またはかかりつけの病院に電話してお薬をもらい、自宅で静養することが基本になります。
お薬は処方された日数分をキチンと飲み終えることが大切です。(ウイルスを完全にやっつけることが大切)

漢方薬では「板藍根」が効果があるとされています。
抗菌作用、坑炎症作用、免疫力増強作用があり、中国では予防で「うがい」や「お茶」として使用しています。
のどの痛み、高熱などの症状、つまり「インフルエンザ」の症状に使用できます。また「サーズ」の時も使用されました。
抗ウイルス剤とも併用できますし副作用の心配はありません。
重症化していなければ「板藍根」「銀堯散」を飲んで静養するとよいでしょう。

あとは消化のよいもの(おかゆ・うどん・シチューなど)を食べて休息することが大切です。
高熱のときは水分補給も大切です。
それと熱が下がっても2日は家でゆっくりしていることです。
熱が下がってもウイルスはまだ体内に残っていている可能性があるからです。

いずれにしても、過剰に心配する必要はありませんが、
人工透析や糖尿病などの基礎疾患がある方や、小児・若年者は重症化する可能性もあるので注意が必要です。
おかしいと思ったらすぐに発熱外来やかかりつけの病院に連絡して早い対応が望まれます。



「夏かぜ」対策 



夏風邪は漢方におまかせを!

熱っぽい、だるい、悪寒、腹痛、下痢、吐き気、咽が痛いなどの症状が出たら夏かぜの可能性があります。
体の中は「水冷のもの」に侵され、体の外は「冷気」(冷房)に侵されてひきます。
こういうときは、
「霍香正気散」がよく効きます。
1回1〜2包を1日5〜6回(3時間おき)ぐらい服用します。
2〜3日で快復します。おかゆ、みそ汁など消化のよい温かい食べものを摂り、冷たいものを控えることが大切です。
食欲がおちているときは無理して食べる必要はありません。
クーラーは弱くして、時間で切れるようにセットしてください。
その他聞きたいことがありましたらご相談ください。




「夏バテ」対策 その①

「夏バテ」にはタイプが2種類あります。ひとつは「冷え症タイプ」もう一つは「暑がりタイプ」の夏バテです。

「冷え症タイプ」は、もともと胃腸が弱く元気がなく冷房に弱く、普段から疲れやすい体質の方が、夏になると益々食欲が落ちて、冷麦とかサッパリしたものしか食べられなくなってしまいます。
こういうタイプの方には、「高麗人参」が適しています。人参を配合した漢方薬も有効です。胃腸機能を高めて元気をつけてあげるわけです。

「暑がりタイプ」は、暑がりで、のぼせほてり汗かき口の渇きなどがあり、疲れるタイプです。体液が不足ぎみのかたです。スポーツをやる方、汗を沢山かくお仕事をする方、受験勉強で頑張る方、糖尿病の方、アトピー性皮膚炎の方、空咳が長引く方などもこのタイプに入ります。
こういうタイプの方には、「西洋人参」が適しています。
高麗人参との違いは、薬性が「微寒」で「補陰作用」(体液を増やす)が強い事です。

タイプによって使い分けると「夏」もうまく切り抜けられます。自分がどっちのタイプだかわからない人は、どちらかといえばで判断すればよいです。具体的な薬剤に関しては「相談コーナー」をご利用ください。



「夏バテ」対策 その②



お腹が水浸しになると、食欲が落ちてだるくなります。

こう毎日暑いと、つい冷たい飲み物や食べものを摂りがちですね。お腹の調子がよい時はいいのですが、冷たい飲み物を取り過ぎているとお腹が水浸しになって調子をだんだん崩しやすくなってきます。そうすると、食欲が落ちて、体が重だるくなり、疲れやすくなってきます。
これも「夏バテ」の一種です。こういうときは、冷たい飲み物を少し我慢して、「辛い」ものを食べましょう。どうしても胃腸の調子が戻らない時は、漢方薬がお役に立ちます。「胃苓湯」とか「霍香正気散」などです。
「人参」を飲んでもなかなか調子が戻らない時は「舌」を見てみてください。「苔」が白くベッタリ付いているときは「湿滞」で上記の症状です。
自分がどのタイプの「夏バテ」だか分らない方は、お気軽にご相談ください。



梅雨に多い体調不良とその対策


梅雨時は、「湿邪」の影響を受けやすくなります。

今年は梅雨入りしてからやや涼しい日が続きましたがここのところだいぶ蒸し暑くなってきましたね。
梅雨時は湿気が高いので、その影響を体が受けて体調をくずしやすくなります。

胃腸の調子を崩したり、からだがだるく重く感じたり、関節が腫れて痛くなったり、
風邪をひいたわけでもないのに頭が重かったりします。

これらは、普段から水分摂取が多い方や、胃腸の働きが弱い方がなりやすいです。
梅雨時は、湿気が多く、身体の中の水分を発散することがうまくできないので、体液の流通が滞りがちです。
蒸暑いとつい水分を摂り過ぎてしまいます。これが「水毒」となって身体に様々な影響を与えるのです。


1、胃腸の調子が悪い
・・・吐き気、下痢、軟便、食欲不振など
身体が重く、舌の苔がベトッと付いていることが多い

治療法・・・芳香化湿・利水和胃
漢方薬・・・霍香正気散

2、身体がだるく、疲れる・・・湿気があるせいかなんとなくだるい、身体が重い、すぐ疲れる
治療法・・・理気少陽・利水
漢方薬・・・柴平湯


3、ひざや足腰が重く痛い
・・・腫れたりやや浮腫んだ感じ、動かしにくい、冷えると痛み温めると楽になる
治療法・・・去風湿・散寒活血

漢方薬・・・ヨクイニン湯

4、頭痛・頭重い・・・上記の1や2や3と重なって出ることが多い
治療法・・・去風湿・活血止痛
漢方薬・・・麻杏ヨク甘湯、川弓茶調散

梅雨時は、水分摂取を控えて、天然塩と香辛料を摂って、余分な水分がからだに溜まらないように
注意しましょう!


※自分がどのタイプだか分からないときは、相談コーナーをご利用ください。






初夏に多い疾患「ニキビ」

うっすら汗をかく初夏になると「ニキビ」が出やすくなります!



ニキビといっても「思春期」に出やすい化膿タイプ、便秘を伴なうタイプ、ストレスや月経困難からできるタイプ、
胃腸が弱く元気のないタイプなど様々です。
そのニキビの強弱や原因・体質・生活習慣などに応じてタイプ別にキチンと対応して治療することが大切です。

タイプを大きく2つに分けると、「実証」タイプと「虚証」タイプに分かれます。
「実証」タイプは、色も赤く、腫れ(隆起)もあり、化膿しやすく、出血することが多いです。
「虚証」タイプは、あまり赤くなく、腫れも小さく、化膿・出血はありません。いわば元気のないニキビです。



「実証」タイプは、4つの原因に分かれます。したがって治療法もそれぞれに対応した治療が必要です。

1、外感を受けた(風熱・風湿)・・・春先・初夏など気温が上がるとともに、大きめの赤い化膿したニキビが出ます。
思春期はこのタイプが多いです。治療法は、「去風清熱・解毒排膿」です。

2、肺胃積熱・・・辛いもの・油っこいもの・甘いもの・お酒などを常食して、「胃腸」に熱が滞ったタイプです。
便秘・口内炎・口臭などがあります。治療法は、「解表・清熱解毒・寫下・利水」です。

、肝欝化火・・・ストレスや月経不順・月経痛などを伴い、月経が近づくと悪化したり、乳房が張ったり、
イライラしたりします。治療法は、「疏肝解欝・寫火活血」です。

、紫で後に残る・・・於血(非生理的な血液が渋滞し血行が悪くなっている状態)が滞っているため、
お肌に新鮮な栄養が行き届かないために色素沈着を起しているタイプです。治療法は、「活血化於」です。



「虚証」タイプは、5つに分かれます。

1、血虚気浮・・・貧血タイプで眠りが浅く、もしくは不正出血があり、ニキビも元気がありません。
治療法は、「気血双補・養心安神・清熱寫火」です。

2、肝脾同病・・・このタイプの方が多いです。ニキビはポツポツと小さく、色もピンクか少し赤いぐらいで
、おでこ、ほお、口の周りなど数は結構多く見られます。胃腸がやや弱く、貧血気味で、血液を流す力が
不足するために老廃物や熱が停滞して起こります。治療法は、「補血活血・健脾利水」です。

3、腎陰不足・・・潤いが不足して肌がかさつきやすく、手・足がほてったり、のぼせたりするタイプです。
治療法は、「滋陰補腎」です。

4、脾気陰両虚・・・胃腸が弱く軟便ぎみで、疲れやすく、食欲が今ひとつで、口や口唇が渇いたり、
手・足がほてったりするタイプです。治療法は、「益気健脾・利水止寫・理気化湿・滋補脾陰」です。

5、内傷寒湿+外感風寒・・・もともと体に余分な水分と冷えを抱えている人が、寒い環境や寒い風邪を
ひいた時におこるタイプです。冷え・関節痛や下痢などを伴ないます。治療法は、「去風散寒・理気利水」です。

「実証」タイプは、治りが比較的早いですが、「虚証」タイプはやや時間がかかります。どちらにしても、
その状態に応じて治療することが大切です。抗生物質の塗り薬とビタミン剤で治療できるのはごく一部の
タイプのニキビです。

なかなか治らないで悩んでいる方は、お気軽にご相談ください!





今話題の”ガジュツ”は何に効くのだろう?

  ダイエットにいいということで今話題になっていますが、本当はどうなのでしょうか?




 我述(ガジュツ)
   基原 : ショウガ科ガジュツの根茎をよく蒸して乾燥したもの
   性味 : 苦、辛、温
   帰経 : 肝、脾
   効能 : 行気破血・・・気滞血於による腫瘤子宮筋腫などに三陵などとともに使う)
                 疼痛、月経異常などに用いる。
         消積止痛・・・食滞の腹満、腹痛に使う。
   用量 : 3〜9g、煎服。

   血液の流れの停滞と食物の胃腸停滞に使用されることから、理気剤ですネ。
   生姜の親玉みたいなものだと考えればいいのかもしれません。
   以前カプサイシンなどの辛いものでやるダイエットがありましたが、
   そのお仲間と考えれば一応納得はいきます。
   現在どこでも品切れ状態で、流行り物にはかないませんね(笑)。



疲労によって症状が増悪する疾患


いろいろな疾患がそうですが、次の2つは顕著な場合が多いです。

①血小板減少性紫斑病

原因はウイルスで、発症時は発熱があり出血します。(皮下、鼻、歯茎、尿など)
血熱による炎症のため血管の透過性が亢進するためです。
病院の治療では多量のステロイド剤を使用します。したがって副作用がある場合が
あり、「風邪をひくな!疲れるな!」と指導されます。

移行期になると、紫斑が鮮紅色で密集し、顔色が赤い、小便が黄色くて少量、
便秘、口渇などの症状が出ます。漢方では「清熱涼血」という治療を行います。

そして休病期に「疲れる」と症状が悪化します。
紫斑の色は淡い紅色で点在し、倦怠感が出てきます。
漢方でいうと気虚による摂血不良ですので「帰脾湯」などを使用します。

②膀胱炎

普通の膀胱炎は大腸菌が膀胱に侵入して炎症を起こすわけですが、
菌が侵入していないのに体が疲れた時に残尿感を持つことがあります。
細菌感染による膀胱炎は、排尿痛、頻尿、排尿困難などの症状があり、
治療としては漢方薬では「猪苓湯」などが汎用されます。
しかし、「疲れた時」に「無菌性」の残尿感は膀胱炎ではなく、
気虚のために膀胱の気機が無力になり、尿液を排出できにくい状態です。
漢方薬では「補中益気湯」を使用します。
気を補えば気機が回復して自然に排尿できるようになります。
お年寄や普段から疲れやすい人はこういう「擬似膀胱炎」もありますから
慎重に見極めてください!



突発性難聴

突発性難聴は漢方療法で充分対応できます。

最近若い人にも増えてきている突発性難聴は、現代医学的には原因不明とされ、治療法もなかなか
見つからないのが現状ですが、中医学では病理学が発達しているので原因を想定して治療します。
原因としては、不規則な生活や食生活の乱れから「肝」の血液の不足が下地としてあります。
そこに精神的ストレスを受けると自律神経系の緊張が昂じてオーバーヒートの熱(火)となり、
それが経絡を通じて頭に昇り、耳の経絡に滞って気血の流れを邪魔するために通じなくなるということです。

したがって治療法は、上に昇ったオーバーヒートの熱(肝火)を下の降ろすとともに、肝の栄養(肝陰)を
増やして自律神経系の緊張を解す必要があります。
この肝の火を下に降ろす働きがあるのが「柴胡加龍骨牡蠣湯」で、
肝の陰を即座に増やして肝の興奮を収めるのが「芍薬甘草湯」です。
若い人(40歳ぐらいまで)の突発性難聴ははだいたいこの2つの処方の併用で対応できます。

ただ人はみな体質が違いますので、漢方の専門家にキチンと診てもらってから対処した方が無難です。
それと年齢が上がってくると「腎」の問題が絡んできますので、その状態に応じて対処することが大切です。
当HPでも「相談コーナー」で相談をお受けしてますので、気になる方はご利用ください。

『相談コーナー』
http://www.yakuten.co.jp/gaide/consul.html



「体臭」の原因と対策

汗ばむようになると体臭が気になる季節です。制汗防臭剤で一時的にごまかすよりも、もとから改善しましょう!

 『体臭』の原因は、大きく分けると次の4つがあります。

①胃・腸内環境の悪化・・・食事・便秘・胃腸障害
②血液の汚れ
・・・・・・・・・・肥満・慢性疾患
③分泌腺より悪臭物質・・・遺伝的要因・ストレス
④対表面の細菌・・・・・・・・不潔

①は、「動物性たんぱく質・脂肪の摂り過ぎ」と「緑黄色野菜の不足」があります。「胃腸を冷やす飲食の摂り過ぎ」も胃・腸内環境を悪化させる一因になります。
「便秘・宿便」「胃腸障害」もタンパク分解物・脂肪酸などの毒性・悪臭物質の発生に関係します。

②は、「甲状腺機能亢進症」「肥満」「肝・腎障害」「糖尿病」などの慢性疾患が、血中の悪臭物質・遊離脂肪酸・代謝中間産物・尿素・タンパク質分解物の増加を引き起こします。

③はアポクリン腺の発達、皮脂腺の増大、アポクリン腺・皮脂腺・汗腺からの悪臭物質の分泌量の増大となります。

④は、清潔にすれば解決しますのであまり問題ありません。

①〜③は体質的なものが多く、なかなか対策をとるのがむずかしい現状です。
しかし、これらの原因に対して総合的に尚且つ効果的な医薬品があるのをご存知ですか?

それは、『クマ笹エキス』です。クマ笹エキスには、沢山の水溶性葉緑素が含まれていて、強力な脱臭作用があります。また、胃の粘膜保護作用、腸の蠕動運動改善、腸内細菌の正常化、細胞賦活作用による代謝機能改善血液浄化作用分泌腺肥大防止悪臭物質の中和作用などが働いて、「体臭」を中から改善します。是非一度お試しください。医薬品としては、めずらしく「効能・効果」に「体臭・口臭の除去」が認可されたものです。

製品について詳しく知りたい方は、「健康補助」のページをご覧ください。
 


春は自律神経の失調が起きやすい

春は木の芽が伸びる季節。陽気もどんどん上がって自律神経も亢進気味になります。

漢方では「肝」が亢進しやすい季節ととらえます。「肝」とは「自律神経系」のことで、
亢進するとオーバーヒート気味になり、様々な症状が現れます。
疲れやすい、ゆううつ、イライラ、胃腸障害、不眠、不安、頭痛、生理不順などです。
人間は気血が円滑に全身を流れれば快調に暮らせるのですが、
自律神経が亢進したり停滞したりすると体調を崩します。
要はバランスが大切なのですが、春は陽気が高まるので、バランスが崩れやすいのです。

こういう肝の機能亢進しやすいときは、食事では「菊」を食べると良いです。
菊は自律神経の安定と亢進を抑える働きがあります。

精神的なストレスも影響しやすくなりますので、その対策も必要です。
嫌な対人関係があれば避ける工夫をするとか、運動で汗をかくのもひとつの方法です。

また漢方薬も役立ちます。
亢進のときはそれを和らげる作用のものを、停滞のときは欝を解いてあげるものを使用します。
自分にはどれがいいか知りたい場合は、どうぞお気軽にご相談ください。



”線維筋痛症”は中医学では原因・治療法をこう考えます

今ニュース等で話題になっている「線維筋痛症」は、西洋医学では原因・治療法とも不明となっていますが、
中医学では昔から原因・治療法をすでに導き出しています。


今回話題になったのは日本テレビの大杉アナウンサーの報道からでした。
43歳で出産してその後全身に強い痛みを発するようになったそうです。
本当に辛かったと思いますし、知り合いだったらなんとかサポートしたかったです。
ご冥福をお祈りいたします。

出産後の痛みは中医学的に分析すると、こうなります。
「お産」というのは、気血(エネルギーと血液栄養)を沢山消耗します。
特に43歳というと、気血が不足しがちになってきている年齢ですのでなおさらです。
そういうときは、虚(不足)に乗じて、邪(体にとって余計なもの)が入りやすくなっています。
この邪の中で特に侵入しやすいのが、「風」(ウイルス・気温変化)と「寒」(冷え)と「湿気」です。
この風寒湿の邪が経絡(気血の通り道)に侵入して留まると、気血の正常な運行を障害して、
気血が通じなくなるために痛みを発するようになります。
そしてそれが継続すると、血液の粘調度が高まり、非生理的な血液が停滞して、
血流を益々悪くするので、痛みはとてつもなく強くなります。

したがって治療法は、邪(風寒湿)を除くことと、減った気血を補うことを同時にすることです。
漢方薬では、「独活寄生丸」というのがその治療法に当てはまるものです。
体を温めながら余分な風と冷えと湿気を発散させて除き、お産で失われたエネルギーと血液と
血液栄養を補います。
そうすると、血液の流れは正常化されますので、痛みはなくなっていきます。

また慢性化した場合は、血液の粘調度が高まり非生理的な血液が停滞するので、
痛み方は刺すような、切られるような強い痛みになります。
こういうときは、停滞した悪い血液を除く漢方薬を併用すると、痛みは楽になります。

お産だけでなく、過労ストレスなどが重なると気血が消耗しますので、
同じように邪の侵入を受けやすくなります。
これらが「線維筋痛症」の正体であろうと思われます。
したがって病院で原因不明と云われても、中医学では治療法がありますので
あきらめずに当たってみてください。
きっとお役に立てると思います。




咳の風邪

今(10月〜11月)の風邪で多いのが熱が出ない「咳の風邪」です。

同じ咳でも痰がからむ咳は「ごほんごほん」言って、痰が切れると咳は楽になりますが、
いつまでもしつこく続きます。これは胃腸が弱い人や水分を沢山摂る人に多く、気管支に痰が
停滞しているために起こる咳です。咳止めのお薬はあまり効果がなく、飲み続けると長引きます。
こういうときは「ニ陳湯」という漢方薬を飲むと早く良くなります。痰ができなくなれば咳も治ります。

今度は痰がなく空咳の場合です。この場合は痰はほとんどなく、あっても少量で粘って切れにくく、
咽喉がイガイガするタイプです。舌の上も乾いていることが多く、舌の上の苔もほとんどないか、剥げ落ちて
います。暑がりで体液不足気味の方がこうなりやすいです。このタイプは気管の潤い不足で咳が出ています。
したがって治療法は、気管支や咽喉を潤しながら上逆を和らげることです。「麦門冬湯」が使われます。


その他、咽喉が痛くなったり熱が出て咳が出る風邪や、寒気があって薄い透明な鼻水や薄い痰が出る風邪や、
だるくて食欲がなく軽い咳が出る風邪などいろいろありますが、
それらは下記の「漢方風邪薬の使い分け」をご覧下さい。



タミフルの危険性

今、タミフルが問題になっていますが、Web上で立花隆さんの興味深い報告がありました。
ぜひ皆さんもご覧になってみてください。URLは下記の通りです。

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070324_tamiflu/index.html



風邪にはタイプ別に適した漢方薬を!

 風邪のタイプで漢方薬を使い分けると早く効いて治りも良いです!

1、寒気タイプ・・・寒気、悪寒があり、首・肩がこったり、頭痛がしたり、節々が痛かったりする、熱はあまり高くない
           「葛根湯」をお湯で飲んで、「おかゆ」や「生姜入りの味噌汁」を飲んで、温かくして早く寝る。
           
2、のど痛タイプ・・・のどが痛い、イガイガする、熱っぽい、熱がある、少し咳が出るときもある
             「銀暁散」を飲んで、「クマ笹エキス」でうがいをして、お酒や熱量のある食べ物を避ける。

3、鼻水タイプ・・・うすい鼻水が出る、クシャミ、寒い感じ。
             「小青龍湯」「しょうが湯」をお湯で飲んで早く寝る。

4、体力不足タイプ・・・お年寄りや普段から疲れやすい、胃腸が弱い人が風邪をひいた場合、頭痛、鼻水、咳、食欲不振
               
「参蘇飲」を飲んで体を休める。消化のよいものを食べる。

5、高熱タイプ・・・熱が40℃近い、汗が出る、口が渇く。
            
「白虎加人参湯」を飲んで水分補給。水枕で頭を冷やす。

6、胃腸に来るタイプ①・・・吐き気、微熱、腹痛、寒かったり熱かったりする、めまい、食欲不振、こじれた風邪。
                  
「柴胡桂枝湯」を飲んで体を休める。

7、胃腸に来るタイプ②・・・水様性下痢、腹痛、吐き気など。普段から冷たいものや水分の摂取が多い人。
                  
「霍香正気散」(カッコウショウキサン)を飲んで、飲食は控える。

※その他、いろいろな症状や体質があるので、その時々で適切な治療を行うことが大切です。
 自分に合った治療法を知りたいときは、メールをください。お教えします。




テレ玉に川上薬店登場

 
さいたま市緑区で実施している「子ども避難所110番連絡所」のキャンペーンの一環で、
「テレビ埼玉」の中で使われるCMの舞台に「川上薬店」が使われました。


近年増加している子ども達への危害・犯罪を防ぐために、区役所、警察、商店会、自治会など
地域が一体となって取り組んでいるキャンペーンです。
子ども達に危険が迫ったときに、子ども達がすぐどこかに逃げ込めるように、地域のお店や家庭の
目立つところにキャンペーンのステッカーを貼って、入り込んで保護できるようにする取り組みです。
そのキャンペーンを告知するために、テレ玉(テレビ埼玉)でCMを放送することになり、その舞台の
ひとつに川上薬店が使われました。いくつかのパターンがあるみたいで、川上薬店が舞台のものは、
「商店に助けを求めて逃げ込んでもいいんだよ」というメッセージを伝えるものです。
放映の中で、「緑区子どもひなん所110番連絡所」のステッカーのバックに大きいパンダのぬいぐるみ
と健康茶の箱が映るかもしれませんので、それが川上薬店である目印です。
10月11日から1日数回放送されるそうです。機会があったらご覧になってみてください。
ちなみに私は映っていません、(笑)



 ひざの痛み

 ひざの痛みを解消する養生のポイントをご紹介します!


ポイント①「むくみ」は、最大の悪化要因!
むくむと血液の流れが悪くなり、痛みが増強されます。
むくみの原因は、水分排泄を抑える食べもの、水分の過剰摂取、湿度の高い外的環境、
腎臓の働きの低下が主なものです。
水分排泄を抑える食べもので一番悪いものは「餅米加工食品」です。
お餅、おかき、あられ、せんべい、おはぎ、柿の種、和菓子、赤飯などです。
作用機序は不明ですが、「餅米加工食品」を食べると、尿の出が抑えられて水分が溜まりやすく、
たとえば、柿の種20粒で5時間痛みの続く人もいます。
ごはんで食べるうるち米には問題はありません。
「餅米加工食品」はごく少量でも数日間にわたり悪影響を与えますので、最低でも10日間、
できれば20日〜1ヶ月間の餅米絶ちにより、7割の方は痛みが大幅に軽減いたします。
血液がサラサラになるからと、水分をたくさん摂るように薦める医師が増えていますが、
ひざ関節の痛みには逆効果です。腎での尿生成力が弱っている方にとって、水分を摂り過ぎると
結果的に体内に余分な水分が溜まって「むくみ」の原因になります。
果物(たとえばみかん)をたくさん食べることも水分の摂り過ぎになりますのでご注意ください。
湿度の高い外的環境が悪いことは、天気と痛みの関係で日常経験されておられることでしょう。
人間の体もせんべいと同じように湿気の高い環境の中では湿りやすいのです。
コンクリート造りの建物、特に新築のマンションなどでは、室内の湿度が高くなりやすいので、
除湿機を入れて湿度を下げると痛みが和らぎます。加湿器を寝室などに入れるとかえって痛みが
強くなります。湿度の高い浴室での寝湯も症状悪化の原因となることがあるので注意しましょう。
腎臓の働きの改善について西洋医学ではほとんど手段のない分野ですが、漢方や民間薬の中には
効果があるものが多いので、この分野に詳しい薬剤師にご相談ください。
ウリ科の食べものには利尿作用があるので、よく食べるようにされるといいでしょう。

ポイント②「冷え」ないようにしょう!
「むくみ」とともに「冷え」も血液の流れを悪くして痛みを増します。「冷え」の原因を、服装、食べもの、
外的環境の点から捉える必要があります。
注意すべきことは、暑いところで採れる「くだもの」には体を冷やす働きがあるので、あまりたくさん
食べ過ぎないようにすることと、できれば日の高いうち(午後3時頃まで)に食べるようにしてください。

ポイント③「軟骨再生栄養素」を食べよう!
整形外科のドクターの間で、軟骨が再生するかしないかについて見解が分かれています。
しかし、煮魚を毎日召し上がるようにされた方は、確実に症状がドンドン良くなっておられます。
軟骨部分、ゼラチン質が軟骨の形成を促すのでしょう。煮魚や丸ごとの魚を摂りにくい方は、
「ケアマックス」などの軟骨再生栄養素を食べるとさらに症状の改善が進みます。
関節の軟骨や潤滑液の成分である「コンドロイチン」とか「グルコサミン」が配合されているからです。
          
ポイント④「筋肉」を揉みほぐす!
足の筋肉が冷えなどのために硬くなっていると、弾力性を失った血管も細くなって広がらず、血液の
流れが悪くなります。足湯や足裏のマッサージにより血液の流れが良くなると痛みが和らぎ、関節を
動かしやすくなります。「青竹踏み」でもかまいません。とにかく、温める+筋肉を揉みほぐすことにより
血液の流れがよくなり、結果として痛みが出なくなってゆきます。



お年寄の漢方薬選びには注意が必要!


  お年寄は体の基礎物質が不足気味です。それを見越した処方選びが大切です。


寒気のある風邪をひいたときなどによく「葛根湯」を使いますが、お年寄には使わない方が無難です。
「葛根湯」は発汗作用によって風邪を追い出すわけですが、お年よりは体液がもともと少ないので、
発汗させ過ぎると体液+体力を消耗してしまいます。元気や潤いを補いながら、軽く発散させてあげる
治療が適しています。(人参や紫蘇などが入ったものがいいです)

以前「小柴胡湯を肝炎の患者に使用して「間質性肺炎」で死亡してしまった報告がありましたが、
これも使い方の問題です。「小柴胡湯」は炎症を取るかわりに、体を渇かす働きがあり、お年寄などは、
体液不足ぎみなので、長期に使用するとますます体液を消耗して「肺」を渇かしてしまうため、肺炎を
起こしやすくなります。したがって、仮にお年寄に「小柴胡湯」を使用するとしても、短期で、もしくは潤いを
補いながら使用する必要があります。

やや慢性の咳が続くときに、よく「五虎湯」や「小青竜湯」などが使われますが、お年寄には注意が必要
です。体液不足という下地があるわけで、痰の出具合にもよりますが、肺や気管を潤す「麦門冬湯」
が適しています。長引けば痰を出す体力も補う必要が出てきますので、「人参養栄湯」がよく使われます。

このように漢方薬だからお年寄りには安心というわけではありません。
やはり体力や体液が減ってきているのですから、それを消耗しないように、もしくは補いながら治療する
ことが大切で、これは風邪だけではなく、他の疾患にもいえることです。

      「ワシの体に合った漢方薬を選んでほしいのォ〜・・・」


長引く


   風邪が治っても咳だけが長引くときがあります。その対処法をご紹介します。


1、肺熱・・・高熱が出たときや出た後に、黄色い痰が出て、舌や顔が赤くなって激しい咳をします。
         治療法→清肺平喘・止咳清熱  処方→五虎湯、麻杏甘石湯
2、肺燥・・・空咳のことで、痰はないか、あっても少量の切れにくい痰で、のどがイガイガして咳が出ます。
         治療法→潤肺止咳  処方→麦門冬湯
         ※肺熱と肺燥が重なってるときもあります。そのときは両方の処方を併せて使用し、笹エキス
         を併用すると熱が下がり潤いもつきます。
3、痰閉・・・白っぽい痰が結構たくさん出る咳で、痰が出ると咳が楽になります。
         舌に苔がついていることが多いです。
         治療法→去痰止咳  処方→平陳湯
4、虚咳・・・もともと体力がなかったり、長引いて体力を消耗すると、弱い咳が長引くことがあります。
         疲れやすい、食欲不振、息切れなどを伴います。
         治療法→益気去痰・止咳  処方→人参養栄湯



子宝相談実施中


産婦人科で検査しても異常がなく、3年以上子宝に恵まれない方、漢方療法を試してみませんか?

現代医学ではホルモン剤を使ったり、最終的には体外受精などの方法もあります。
しかし副作用の問題があったり高額だったりで、できれば自然に妊娠を迎えたいものです。
検査しても異常がないのになかなか妊娠しない場合があります。
中医学的に原因を調べると、月経が安定していないことが多いのです。
周期が長かったり、量が少なかったり、生理痛が強かったり、妊娠の受け皿が不安定なのです。
それには「調経」といって、月経を正常に豊に安定させることが必要です。
こういうときは漢方療法が有効な場合が多いです。
生殖機能を元から自然に高めたり、卵巣の管の流れを良くしたり、悪い血液を除いて血流を良くしたり、
その方の状態に合わせた対応ができます。
なかなか子宝に恵まれない方はお気軽にご相談ください。
体質に合わせた対応策でサポートさせていただきます。

”がん”と分ったら実施すべき4か条

免疫学の権威である安保徹先生が、「がんと分ったら実施すべき4か条」を
提案されています。それをご紹介します。

①生活パターンを見なおす
すごく真面目でがんばりやさん、そういう生き方、いわゆる今までの行き方を
見直してもらうことが一番大切なことです。実際リンパ球のレベルは35%を割って
みんな20%台まで下がっています。だいたい30%近くになるとがんは自然退縮、
進行が止まり、時間が経過すると退縮が始まりますから、まず生活パターンを見直して
じっくり待てばいいわけです。つまり、がんばらないで、ゆったりとした生活です。

②がんの恐怖から逃れる
次に、がんの恐怖から逃れることが大切です。精神的なストレスはリンパ球をすごく
減らします。ですからがんにある前よりも、がんになってからリンパ球減少をおこしている
人が多いのです。がんになってすごく気が落ち込むと、リンパ球は20%をすぐ割って
しまいます。ですからがんの恐怖からなるべく早く短い時間で脱却することが、かえって
生還できる可能性を高めるのです。

③消耗する治療は受けない
3番目は消耗する治療は受けないということです。がんの原因が分らない時期は、これは
対症療法しかなかったわけです。悪いものを取る、悪いものを少しでも縮まらせたなら、
万々歳だと思ってやっていたのです。抗がん剤だって放射線だって、やる先生たちはみな
真剣です。ま、真剣に間違ってるんです。結局少しでも小さくなると、本当に患者さんに
良かったねって、・・・全然良くないです。小さくなったってすごく激しい免疫抑制がくるので、
その後の戦う力が完全に失われてしまうわけです。ですから消耗する治療は受けない、
続けないことがベターです。

④副交感神経を優位にして免疫力を高める
最後に副交感神経を優位にして免疫力を高めることが大切です。無理している人は圧倒的に
食事がおろそかになっています。やっぱり無理するってことは、食事時間に長い時間をかけ
やれない傾向にあります。短い時間で食事を終わらないと、がんばることができない。
ですから無理してがんになっている人達の食事は、すごいカロリーが高くて短い時間に
あっという間に高カロリーのものを、肉食とか揚げ物中心で、野菜がほとんどないというもので
食事を維持している人が多いのです。そして交感神経緊張で便秘がちになって、腐敗臭の
強い便を出す。顆粒球が多いので、常在菌がでて吹き出物が出たりする流れです。
もうひとつ大切なことは体温を上げることです。36,5℃以上ないと白血球は働きません。
お風呂や湯たんぽで体を温めましょう。そうすることでがんの治療効果を高めます。



潰瘍性大腸炎とクローン病

特定疾患医療受給者証の交付件数でみると、潰瘍性大腸炎の患者さんは毎年数千人ずつ増え続けており、2004年度の交付件数は、約8万人となっています。一方、クローン病は1976年にはわずか128人でしたが、急激に増え、2004年度は2万3千人を超えています。いずれも細菌などの外敵を攻撃するはずの免疫の働きが、自分の体に向けられてしまう「自己免疫」によって起こると考えられますが、はっきりした原因は不明です。食生活などの環境的な要因や遺伝的要因が重なり合って発症するのではないかと推測されています。

潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に炎症が起こり、ただれ潰瘍などの病変が、直腸から連続して生じる病気です。粘膜に炎症が起きると、粘膜がただれて、水分を吸収する機能も低下します。そのため、白っぽい粘液が混じった下痢をしたり、患部が便とこすれて出血し、血便が出たりします。潰瘍性大腸炎炎症は、直腸に起こりやすく、だんだん大腸全体へと広がっていきます。炎症の範囲によって、「直腸炎症」左側大腸炎」「大腸炎症型」に分けられます。さらに皮膚関節などにも炎症が生じ、合併症を引き起こすこともあります。発症年齢のピークは20歳代ですが、50歳代以降に発症する例もよく見られます。

クローン病
とは、大腸に限らず、消化管の広い範囲に炎症や潰瘍が出来ます。病変が連続して現れる潰瘍性大腸炎とは異なり、病変と病変の間に正常な部分があるのがクローン病の特徴です。若い世代に多い病気で、最も発症しやすいのは、10歳代〜20歳代です。クローン病で最も多い症状は、繰り返す腹痛下痢で、時に血便も見られますが、特に特徴的なのは、「発病、痔ろう、体重減少」です。

両方の疾患の原因として一番考えられるのは、「冷たい飲み物の摂り過ぎ」です。お腹の中は37°ぐらいの温度で正常な働きができるようになっています。それが「冷たい飲み物の摂り過ぎ」でお腹を冷やして粘膜を弱くしてしまいます。そこに暴飲暴食であるとか、不規則な生活とか疲労が重なると、粘膜に炎症を起こして、それが慢性化することで治癒しにくくなることが内実だと思われます。したがって予防法としては、お腹が弱い人は特に「冷たい飲み物」を飲まないようにして、普段から「温かい飲食」を心がけることが大切です。


ウィルス性腸炎の対応

昨日、私「ウィルス性腸炎」になってしまいました。その経過と対応例をご紹介します。

経過:5月16日昼ご飯外食、定食についていた「さしみ」を食べた。生物はこれだけだったので
   原因としてはこれが怪しい。

   5月17日夜0時、最初の下痢(水寫性)。午前3時、腹痛を伴う水寫性下痢。午前6時同じく。
   午前7時発熱37,4℃、その後腹痛・下痢が2時間おきに起きて、お昼の0時熱が38,4℃に
   なったので、食中毒の恐れもあったので病院に行く。「ウィルス性腸炎」と診断される。
   「細菌性腸炎」(食中毒)の場合は、もっと症状がひどく、吐き気・嘔吐があるという話。
   「ブスコパン」(抗痙攣薬)と「腸内細菌調整薬」を処方してもらう。
   熱があるので、ゲップが臭く、下痢の便もお湯みたいに温かい。
   「湿熱毒」の邪が入ったということで、「霍香正気散」と「ルミン」と「ササヘルス」と「腸内細菌調整薬」を服用。
   朝・昼は食べられず、夕飯におかゆと味噌汁を食べる。
   水分補給にポカリスエットを室温で1日600ml飲む。ブスコパンは服用せず。
   午後7時ころ寒気が強くなり、「葛根黄連黄今湯」に変方。最初2包服用。2〜3時間で寒気が取れ、
   その後5時間おきに服用。

   5月18日午前6時、熱が37,3度になり、腹痛もなくなる。下痢がまだあるので「霍香正気散」と
   「腸内細菌調整薬」を午前8時と12時に服用。午後1時36,6度、食欲出てくる。
   
感想:正気が不足するとウィルスなどの邪に犯されやすくなるというが、今回は生活も規則正しくしていたので
   どうしようもなかったのかもしれない。やはり症状が激しいときは、まず病院に行くべきであり、
   状態をキチンと把握して漢方薬や新薬をうまく使えばいいと思う。そして、当たり前だが、体を休めて、
   おかゆなどの消化のよい食べ物にして養生し、水分補給することが大切だと感じました。
   ウィルス性腸炎には抗生物質は効かないとのこと。




 掌せき膿胞症の原因は於血が原因!

   ○悦子さんデ話題になりました「掌せき膿胞症」は漢方でいうと「於血」(古血)が原因です。

「「於血」とは、古血ともいい、非生理的な血液が停滞して血液の流れを悪くしている血液のことを言います。
血液中に血豆の成分が散らばった状態と考えてもいいです。打撲・捻挫・手術などの外傷、「ストレス」による
自律神経系の緊張で血液の流れが悪くなった場合、「冷え」による血流悪化などが原因でなります。
現代医学では、「掌せき膿胞症」は原因不明で、便秘、タバコ、ストレス、不規則な生活によることが多いと
されていますが、ある程度当たっています。便秘になると「於血」(血液の鬱血)が起こりやすく、タバコやストレス
では血液の流れが悪くなるからです。
しかし、「於血」という概念がないので、原因不明となっているわけです。
「於血」ができると、ではどうして「皮膚炎」になるのでしょう?
「掌せき膿胞症」は左手から始まることが多いのです。そして、その後右足にできます。最初から右足にできる人
もいます。だんだん進むと反対の手足に移っていきます。これは、心臓はやや左側にあり、血液が全身を廻る時、
心臓(左上半身)から右下半身に流れるようになっているからです。つまり、血液の病態は左上半身と右下半身に
出やすいのです。血液の汚れ、停滞の影響がその流れの末梢に、しかも皮膚に出るのは血液が汚れていて老廃物
を回収できないためです。
したがって「於血」を治療すれば「掌せき膿胞症」も良くなります。便秘を伴う人は、「便秘」と「於血」の両方を同時に
治療すればいいですし、ストレスの強い人は神経を和らげながら「於血」を治療すればいいですし、「子宮筋腫」など
がある人は、「於血」の治療をすれば両方良くなります。漢方薬で充分改善できます。

当店でも、この治療方法で良くなった人がいますし、漢方で良くなった方はたくさんいらっしゃることと思います。
実はこのことは私の漢方の師匠に教えていただきました。
つまり、経験として伝えられてきたのでしょう。
悩んでいる方は是非お試しください。かなりの確率で良くなります。





SARSは中国ではどのように治療しているか



中日友好病院(北京)での治療を紹介します。治療を受けた人は受けない人よりも死亡率が低く、回復も早いようです。中国にどうしても行かなくてはならない方は参考にして下さい。

【SARSの病理学的な特徴】
中医学の中では、「温病学」の範疇に入り、「疫毒淫肺」(伝染性が強く、化膿・湿潤を引き起こす炎症性の熱疾患が肺を冒す)と分析しています。予防法としては、「玉屏風散」を使用します。日本では「補中益気湯を代用してもよいでしょう。進行の過程がハッキリしているので、その期間・症状に応じて対応策が出されています。つまり、期間的弁証と病症的弁証を併せて使用します。

1、発熱期
イ、初熱期(1〜2日目)・・・【症状】発熱38度位まで、咳、身体がだるい、舌:紅 舌苔:白厚 脈:滑速い
                 【治法】疎風清熱
                 【処方】芦根湯(SARS1号方) 日本では「銀尭散」
ロ、高熱期(3〜5日目)・・・【症状】高熱40度越える、咳、汗多い、口渇、舌:紅 舌苔:黄厚 脈:滑速い
                 【治法】清熱宣肺・解毒活血
                 【処方】麻杏甘石湯(石膏1日120g〜300g) 日本では「五虎湯」
                     魚醒草と丹参の点滴(SARS2号方)  日本では十薬と活血化於薬
ハ、熱毒期(5日〜7日)・・・【症状】高熱が続く、息苦しい、舌:深紅 舌苔:黄厚燥 脈:沈速い
                 【治法】清気涼営(十二経の熱を除く)
                 【処方】清温敗毒飲(白虎湯+黄連解毒湯+犀角地黄湯)
                     魚醒草と丹参の点滴(SARS3号方)

2、喘咳期
発病から7日目以降(熱が下がって呼吸困難)→肺繊維症を起しやすい
イ、ステロイド剤を使用・・・【症状】手・足がほてる、夕方からの熱、浮腫、寝汗、舌:紅 舌苔:なし
                【治法】滋陰清火・活血利水
                【処方】知柏地黄丸+抵当丸(水蛭・虻虫・桃仁・大黄)(SARS4号方)
ロ、ステロイド剤を不使用・【症状】痰、咳、熱
                【治法】清熱化痰潤肺
                【処方】清気化痰湯(SARS5号方)

3、喘脱期
発病から2週間ぐらい(ショック状態)→血管内凝固症候群(DIC)→多臓器不全→死亡
                【症状】呼吸即迫、心拍数多い、手足冷たい、血圧下がる
                【処方】参附湯

4、回復期
脾(胃腸機能)の回復に努める→元気・免疫力の増強

※日本から中国に行くときは、予防で「補中益気湯」を飲んでゆく、初期の段階でSARSか分らない場合は「銀尭散」と「五虎湯」ぐらいは持参しておくといいかもしれませんね。



SARSを予防する中医処方



中国で公表されている処方をご紹介します。


1、北京市衛生局が北京市民に薦めたSARSを予防する処方:(国家中医薬管理局に確認)

倉述 12g  霍香 12g  金銀花 20g  貫衆 12g 黄ぎ 15g  紗参 15g  防風 10g  白述 15g

※朝・晩に煎じたものを分けて服用する。1回目は30分煎じて、2回目は20分煎じる。煎じる前は30分浸す。これを3〜7日続ける。

専門家曰く、中医から見て、SARSは高熱の症状が著しく、多くの患者は侠湿で、呼吸器官と体液のバランスが崩れている。清熱解毒、芳香化湿、補気生津を主とする処方を作るのが一番良い予防策である。


2、広州医務工作者が研究を通して作り出したSARSに効果のある別の処方:

金銀花 15g  連尭 15g  板藍根 15g  荊芥 15g  甘菊花 15g  十薬 30g  防風 12g  薄荷 12g  甘草 6g  黄今 12g

※一般的に朝・昼・晩3回服用する。これを3日続ける。


3、国家中医薬管理局と中華中医薬学会が薦める処方:

黄ぎ 15g  金銀花 15g  柴胡 10g  黄今 10g  板藍根 15g  貫衆 15g  倉述 10g   ヨクイニン 15g   防風 10g  甘草 5g  霍香  10g

※一般的には3〜5日服用し、毎日1回服用する。これを朝・晩に1回服用する。


4、香港大学中医薬学院が薦める予防処方:

普通の体質の方に適用する処方:
板藍根 四銭(14,92g)  連尭 五銭(18,65g)  金銀花 五銭(18,65g)  ヨクイニン 五銭(18,65g)  甘草 三銭(11,19g)  太子参 五銭(18,65g)  白述 五銭(18,65g)

体質偏虚、湿熱の方に適用する処方:
霍香 五銭(18,65g)  凧欄 三銭(11,19g)  金銀花 四銭(14,92g)  連尭 四銭(14,92g)  桑葉 五銭(18,65g)  板藍根 三銭(11,19g)  白述 五銭(18,65g)  ヨクイニン 六銭(22,38g)  甘草 三銭(11,19g)  太子参 六銭(22,38g)
※食後1時間以内に服用する。空腹時に服用してはいけない。
  備考:一銭(3,73g)

罹ってからの処方は不明だが、高熱、呼吸困難、咳、下痢などの症状から、上記の生薬が中心になることが予想される。
その中で今注目を集めているのが、インフルエンザ罹患時に効果がある「銀尭散」と「板藍根」である。坑ウィルス作用があり、上記の処方にも配合されている。また、割合と普通の漢方薬店で手に入りやすいので需要が増えることが予想される。




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糖尿病、高脂血症、高血圧などの生活習慣病は、食生活など長年の生活習慣が要因となり発症すると言われています。
中でも、糖尿病が恐ろしいのは自覚症状がないまま進行し、【糖尿病性網膜症】【糖尿病性腎症】【糖尿病性神経障害】のような合併症を引き起こす危険性を持っていること。糖尿病を予防するためにも、生活習慣を見直し、生活習慣に注意しましょう。

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幼児のアトピー10年で倍増 1歳半で10人に1人

厚生労働省研究班が発表した「子供のアトピー性皮膚炎」に関する報告

2000年から今年にかけ、全国8地域において保健所や学校の検診に参加して子供約33,000人(1歳半、3歳、小学1年、小学6年)を診断し、うち約21,000人のデータを中間報告とした結果によると、有病率の平均は1歳半が9,8%、3歳が13,2%、小学1年が12,4%、同6年が11,3%。
1歳半で10人に1人がアトピー性皮膚炎にかかっており、約10年でほぼ倍増していることがわかった。地域別では1歳半で高知県が16,6%、3歳は福岡県が20,4%、小学1年と同6年で北海道がそれぞれ19,0%、16,3%と最も高かった。
また、症状は幼児よりも児童の方が重い傾向が見られたそうだ。
この他にも、近年アレルギー疾患の増加を示す報告が多くあります。予防や症状を悪化させないために、しっかりとした早めの対策が重要となってきます。
記事内容の詳細は下記アドレスまで。
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topiks/2002nov/24/K20021124MKH1Z100000014.html





ダイエットで寿命延長説

健康的なダイエットは腹6文目!あなたはできますか?

カロリー制限(ダイエット)をするとネズミや魚、線虫、ハエ、酵母でも寿命が3割から5割延びる現象が知られています。これは、動物全般に当てはめることができる普遍的生物現象と考えられます。おそらくヒトもダイエットによって寿命が延びるだろうと期待されます。
米国立加齢研究所の研究報告では、長期間カロリー制限をしたサルの、ガンの発生率、動脈硬化の発症の低下が認められています。
どの程度のカロリー制限が寿命延長に有効なのか?については、動物実験では通常の食事量の6割に抑えると最も有効な結果になっています。
米ウィスコンシン大学のDNAチップと呼ぶ分析技術で調べた研究報告によると、内因性ストレスの減少、体組織修復力強化との結果であり、ダイエットをしてスリムになった人が風邪をひきにくくなったり、病気からの回復が早いことを遺伝子のレベルで説明しています。
健康維持のために適度のダイエットに励む事の正しさが化学的データによって裏付けられつつあるようです。





「狂牛病は医薬品などに影響はないのか?」

狂牛病の予防的な処置

 狂牛病(牛海綿状脳症、BSE)について厚生労働省は、欧州での狂牛病の発生の拡大に対応した予防的な処置として、平成12年12月12日に、医薬品、医療用具、医薬部外品及び化粧品に使用されるウシ、シカ、水牛、羊、ヤギなどの動物に由来する原料について次のような指示を製造業者、輸入業者に対して行いました。
(a) 狂牛病が発生している次の国を原産国とするウシ、シカ、水牛、羊、ヤギなどの動物に由来する原料は使用しないこと。
 英国・スイス・フランス・オランダ・チェコをはじめとする欧州31カ国を指定しています。
(b) 医薬品などの原料は世界中の広い地域から来ることや今後の狂牛病発生の拡大に備え、ウシ、シカ、水牛、羊、ヤギなどの次の部位については、原産国に関わらず使用しないこと。
 脳・脊髄・眼・腸・扁桃・リンパ節・脾臓・松果体・硬膜・胎盤・脳脊髄液・下垂体・胸腺又は副腎

 この指示に基づき、医薬品などの製造・輸入業者は、自らの製品に使用されるウシ、シカ、水牛、羊、ヤギなどの原料の由来を確認し、使用してはならないウシ、シカ、水牛、羊、ヤギなどの原料を含む場合は、すみやかに原料の切り替えを行うとともに、承認内容を変更するための申請を平成13年3月12日までに厚生労働大臣に対して行うことをもとめています。

当店が販売しているすべての製品の原料は、原産国および使用部位ともに厚生労働省が示しているリストに該当しておりません。
当店が販売している製品の原料
(1) いわゆる「狂牛病」発生国、またはその発生リスクの高い国を原産国とする原料を使用しておりません。
(2) いわゆる「狂牛病」伝播のリスクの高いウシ、シカ、水牛、羊、ヤギなどの部位を使用しておりません。

 したがって今のところ安心ですが、これからも観察が必要だと思われます。



「かぜ薬等(一般用医薬品)を使用する時の注意」

塩酸フェニルプロパノールアミン含有医薬品(かぜ薬・鎮咳去痰薬・鼻炎用内服薬)の服用に際しての注意事項がありますので、お知らせします。
 一般によく知られている「ベンザ」「コンタック」「パブロン鼻炎薬」などに含有されています。かぜ薬すべてではないですが、一応成分表をごらんください。すぐにどうこうという心配はないですが、副作用の報告がされていますのでご注意ください。

服用に際しての注意

次の人には服用しないこと
・ 高血圧、心臓病、甲状腺機能障害の診断を受けた人
・ 脳出血を起こしたことがある人
過量服用しないこと
次の薬剤と同時に服用しないこと
・塩酸フェニルプロパノールアミンを含有する内服薬(かぜ薬、鎮咳去痰薬、鼻炎用内服薬)
次の薬剤で治療を受けている人は医師又は薬剤師に相談すること
・ モノアミン酸化酵素阻害剤(塩酸セレギニン〔薬剤名:エフピー錠〕等)
本剤の服用により、激しい頭痛、それに伴う悪心・嘔吐、めまい、動悸等の症状があらわれた場合は、服用を中止し、直ちに医師の診療を受けること



「健康補助」

私たちが「健康」であるために、できれば「くすり」や「健康食品」などは飲まないでいられれば一番です。それは「健康」はまず「養生」が基本となるからです。

 「養生」とは、「食」や「生活」の質を本来的に見直して、自分の体質や体調に合った「食や生活」を実践することです。

 しかし、現代に生きる私たちがそれを100%やりきることはなかなかできません。また、体質の弱い方や加齢による衰えのある方が気力でカバーするには限界があります。
 そういった私たちの生命力(自然治癒力)が落ちそうな時、または病気や疾患になってしまった時に、「養生」プラス「なにがしかの補助」が必要になります。

 その補助となるのが、「からだの基礎薬・自然薬・漢方食品」などです。

 「私たちの健康」を保持・増進する目的で、または「病気や疾患」が治らないとき、治す体力をつける目的で、健康補助薬や健康補助食品などはおおいに役立ちます。

 「健康補助」のページには、皆様の健康と体力増進の一助になればと、当店がお薦めする「健康補助製品」(医薬品・食品)を紹介させていただいております。ご参考までにご覧ください。常備品としてのお申し込みも承っております。

「疾患対策&改善方法」

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