女性の疾患
生理痛

生理に関する体の不調は様々な症状があります。
しかしその中でも特に多いのが生理痛(下腹部痛・腰痛・頭痛)です。
西洋医学で診る生理痛
生理痛の原因はプロスタグランジンが過剰に分泌されたり、子宮の中に滞ってしまうと、子宮や周りの血管が過剰に収縮し、腹痛を起こします。また子宮の周りの血流が悪くなるため、骨盤周りを中心に腰痛が起きます。
東洋医学で診る生理痛
生理痛は様々な要因が重なって起こっていることが多いです。主な原因としては冷え・腹腔内の血流が悪い・血瘀がある等が挙げられ、それに伴って下痢・便秘や貧血・気分が落ち込むなどの諸症状が出てきてしまいます。
つらい生理痛・・・なんとかしたい!
生理痛には個人差があり、立つこともしんどくて一日中寝て過ごすくらい辛い人もいれば、生理痛なんか感じたことないという人もいます。
そもそも、生理痛は無いのが自然なんです。
女性に生理があるのは赤ちゃんを作るための準備をしているということです。
その準備の過程で痛みがあるというのは、子宮に何かしらの問題があるよー!というのを体が教えてくれているんです。
当店にお越しいただいた患者さんの多くは生理痛が気にならなくなったと喜んでいただいております。

当店の症例
24歳・女性
小さい頃から体が弱く、寒がりで冷え症。生理痛はずっとで、薬を飲んで凌いできた。体質も改善したいので漢方薬を飲んでみようと思った。
食欲はあるが、疲れやすい。便通は普通だがたまに下痢する。肩こり、めまい、立ちくらみがある。生理は28日周期、7日間、生理1日目と2日目に生理痛がひどい(鎮痛剤を飲む)経血の色は鮮赤~暗赤、血塊が混じる。痛み方は刺すような絞られるような感じ。辛い時は吐き気がして過呼吸気味になる。アザができやすい。
当店の漢方服用後
服用後1ヵ月で痛みは少し楽になる。
服用後2ヵ月、痛みがだいぶ楽になる。
服用後3ヵ月、鎮痛剤を飲まなくともよくなった。冷え、肩こりが改善してきている。
予防のために飲みたいということでお薬を変えて続けておられます。