漢方専門 川上薬店
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検査値が気になる方、血管障害や合併症の予防・対策

糖尿病・高血圧・腎機能障害・脳血管障害・心臓病

検査値が気になる方、血管障害や合併症の予防・対策

高血圧・生活習慣病

生活習慣病の予防・改善

尿酸値・高血圧・高コレステロール・生活習慣病

今、私達の健康を維持していく上で避けて通れないのが、高血圧をはじめとする生活習慣病です。

この生活習慣病をいかに予防し、また、たとえなったとしてもきちんと対処できるかどうかが大切です。

 

生活習慣病の予防で大切な事は、言うまでもなく、食生活を中心とした生活習慣の改善です。動物性脂肪、アルコール、タバコなどを摂り過ぎることと、運動不足は、病気になる大きな要因であることはわかっています。そして、野菜、豆類、魚、海藻類をバランスよく摂る必要があることも、ご存知のことと思います。


しかし、現実問題として、毎日の食生活や運動など、すべてパーフェクトにすることはなかなか出来ないもので、実際にやろうとしても、かなり大変なことです。そうした状況のなかで、補助的に役立つのが、漢方薬や健康補助食品で、野菜不足や体調のひずみを治す手助けや体のバランスを整えてくれます。現在、生活習慣病に対して「効能・効果」を標榜できる薬や食品は、一部を除いて殆どありませんので、ここでは「予防・改善」の手助けとして紹介させていただきます。

高血圧

西洋医学では、高血圧に対して降圧剤を処方してなどの対象療法が中心ですが、漢方(中医学)では、血圧の上がる原因・体質・症状に合わせた根本治療をします。

高血圧の原因

① 全身の血液量が増える

まず1つ目が、身体を循環する血液量の影響を受けている場合です。私たちの身体は、栄養や酸素を運ぶために全身に血管がつながっており、常に血液が循環しています。通常、一定の量に保たれていますが、塩分の摂り過ぎや腎臓の不調などによって血液中の水分が増えてしまうと、その分、血管に負担がかかり血圧が上がってしまいます。

② 心臓からの血管へ送られる血液量が多くなる

2つ目は、心臓の収縮で送りだされる血液量の影響で高血圧となる場合です。ハードな運動や塩分の摂り過ぎなどによって、心臓が一回で送りだす血液量が増えてしまうことがあります。多くの血液が一度に流れることが、血圧が上昇します。


③ 血液が流れるときの抵抗

3つ目は、末梢血管抵抗と呼ばれる血圧への影響です。毛細血管に血液を流そうとしているのに、先の血管が狭くなっていたり、収縮して流れにくくなっていたりすると、先端まで血液を流そうとして圧を高めてしまいます。若年層の高血圧に多い原因です。

④ 血液の粘り気が強い

最後に考えられるのが、血液の状態によって起こる血圧上昇です。いわゆるドロドロ血液になっていると、血管内でスムーズに流れることができず、身体は圧を上げて血液を流そうとします。その結果、高血圧の状態が続きます。


西洋医学での治療

上記のような原因のうち ①・②は食生活の見直しや生活習慣の改善で、ある程度の効果が見込めます。

③・④のような血管・血液に問題がある場合はカルシウム拮抗薬や抗血小板薬(バイアスピリン等)・抗凝固薬(ワーファリン等)などを状況によって使い分けるとともに生活習慣の改善指導をしていくのが西洋医学での治療です。

中医学での治療

その人の高血圧になった背景というのをじっくり詳しく問診し、なぜ高血圧になったのかを考えます。

肥満によるものなのか?ストレスによるものなのか?加齢によるものなのか?遺伝によるものなのか?

それとも他に原因があるのか?というのを判断し、薬を処方します。

すでに血圧が高い人には1日3回しっかり飲んでもらいますが、血圧が下がってきて落ち着いてきた人・高血圧家系だから予防を始めたいという人は1日1~2回で予防できる漢方薬を処方します。

当店の症例 (56歳・女性)

ご来店の経緯 : 子供のころから「蕁麻疹」がよく出ていた。20代のときにひどかった。40代後半になると「慢性鼻炎」になって臭いが分からない。50代になると「高血圧」になり、1年ぐらい前に眼圧が高く「緑内障」初期と言われた。「右目視神経欠損」と「動脈硬化」があると言われ、目薬と降圧剤で治療しているが、根本治療をしたいと来店

体質:体力は普通で、冷えのぼせがある。食欲旺盛、大・小便普通。肉を食べると胃がもたれる。顔と手が朝、少し浮腫んだ感じなるときがたまにある。やや寒がりで、冬は夜中のトイレで1回起きる。

風邪をひきやすく、咳・痰が長引くことが多い。「めまい」たまに。パソコンを使う仕事なので、目がショボショボして疲れやすく、肩と首の凝りがある。もともと胃腸が丈夫ではないために本来代謝されるはずのものが代謝されずに身体の中に溜まってしまっている事が原因で「蕁麻疹」「慢性鼻炎」「めまい」「浮腫み」が出てきてしまっています。

 

そこに閉経と貧血が重なったために自律神経と血流の調節機能がうまく働かず、その結果抹消の血流量が減って→その反動で血圧上昇→目に影響→緑内障という症状になってしまっていました。

 

当店の漢方を服用し始めて

1ヵ月後、肩こり、首のこり、目の疲れが少し良くなってきた

服用2ヵ月後、よく眠れるようになった

服用3ヵ月後、目のショボショボ感はなくなった

服用4ヵ月後、血圧が安定してきた。めまいはしない。

現在は予防と健康のために飲み続けたいという事で量を減らして服用中。

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